混雑する防波堤を離れ、自分だけのポイントを探して海へ――。そんな自由な釣りを楽しめるのがカヤックフィッシングだ。魚の活性が高まり、気候も快適になる秋は絶好のシーズン。今回は、DAIWAフィールドテスター、HOBIE JAPANアンバサダーを務めるカヤックフィッシングのスペシャリスト「橋口純平」さんに、足漕ぎカヤックならではのメリットとともにその魅力を紹介してもらいました。
(アイキャッチ画像提供:DAIWAフィードテスター、HOBIEアンバサダー・橋口純平)
秋は釣り人が最も胸を躍らせるシーズン
秋風が心地よく吹き抜け、澄み渡る空と海水温が下がり始める秋は、釣り人にとって一年で最も胸が躍るシーズンだ。ターゲットとなる魚たちの活性は上がり、オフショアでもショアでも連日のように釣り人心を刺激するような釣果情報が飛び交っている。
もっと自由に釣りがしたい!
しかし、もしあなたが「いつもの防波堤は混雑していて思い通りに釣りができない」「人気のポイントは前日から場所取りをしなければならず、狙いたいタイミングでエントリーできない」「遊漁船の決まったタナや船長の指示に従うだけでなく、もっと自分の足で魚を探し当てたい」と感じたことがあるなら、ぜひ知ってほしい世界がある。
カヤックフィッシングという選択肢
それが、カヤックフィッシングだ。
カヤックフィッシングの魅力
わたしがカヤックで釣りをする最大の理由は、他のどんな釣りとも異なる水面との圧倒的な近さと、圧倒的な自由にあるからだ。
防波堤や足場の高い堤防から海を見下ろすのではなく、水面わずか数十cmという目線で海に浮かぶ。それだけで、日常の喧騒は一瞬で消え去ってしまう。
静かに水面を滑り出し、風の音と波の揺らぎを感じながら自分だけのポイントを探す時間は、単なる魚を釣るという行為を超えた特別な体験だ。
唯一無二の達成感
カヤックフィッシングの船長は自分自身なので、遊漁船のように、ポイントまで勝手に連れて行ってもらえるような贅沢はない。自分の力で潮を読み、風を読み、魚探の反応を追いかけてポイントを決める。
そこで狙い通りのアタリを引き当てたときの興奮は格別で、カヤックフィッシング以外では感じることができない唯一無二の達成感をもたらしてくれるのだ。
魚とのやり取りがダイレクト
魚とのやり取りもダイレクトで、水面近くでロッドが大きく絞り込まれ、カヤックごと魚に引きずられるようなスリルは一度味わうと病みつきになる。
カヤックフィッシングで釣れた魚たち(提供:DAIWAフィードテスター、HOBIEアンバサダー・橋口純平)秋がベストシーズンの理由
カヤックフィッシングを始めるなら、間違いなく秋がベストシーズンだ。夏場のような酷暑や強い日差しから解放され、海上に浮いていても非常に過ごしやすい気候になる。秋風を受けながら浮かぶ時間は本当に気持ちが良い。しかし、それ以上に重要なのは魚のコンディションなのだ。
魚のコンディションが抜群
秋は冬に備えて多くの魚が荒食いをする時期であり、沿岸部や浅場にも大型のターゲットが積極的に入ってくる。
青物:水面を割るダイナミックなボイルが発生し、猛烈な引きで楽しませてくれる。
マダイ:浅場に上がってきた良型が力強い叩くような引きを見せる。
アオリイカ・シーバス:手軽に狙えて食味も抜群のアオリイカや、身近な大物であるシーバスなど、秋の海はまさに命の躍動感に満ちている。
カヤックであれば、陸からは届かないけれど大型船を入れるには浅すぎるという、誰にも叩かれていない「手つかずの竿抜けポイント」へ容易にアクセスできる。紅葉し始める沿岸の景色を眺めながら、最高のコンディションの魚と出会う。秋のカヤックフィッシングには、そんな贅沢な時間が待っているのだ。
「足漕ぎカヤック」の衝撃
カヤックフィッシングの世界へ一歩踏み出そうとしているあなたに、わたしが一番最初にお伝えしたいこと。それは道具の進化が、どれほどわたしたちの釣りを快適で魅力的なものにしてくれたかという事実だ。
ミラージュドライブ(提供:HOBIE_JAPAN)常識が変わった
パドルで漕ぐ従来の手漕ぎカヤックも水面を切って進む素晴らしい魅力があるが、釣りを成立させるという観点において、道具の進化はひとつの到達点に達した。特に、わたしが愛用しているHOBIE(ホビー)に代表される足漕ぎカヤック(ミラージュドライブ搭載艇)は、これまでのカヤックフィッシングの常識を完全に覆したと言っていい。
足漕ぎ(HOBIE)の圧倒的アドバンテージ
両手が自由に使える(ハンズフリー)というメリットは、実際に釣りをしてみると圧倒的だ。手でパドルを握る必要がないため、操船中であっても両手は常に釣りのために使うことができる。
足漕ぎカヤックと釣りの相性は抜群(提供:DAIWAフィードテスター、HOBIEアンバサダー・橋口純平)精密な操舵とポイント保持
風や潮に流されながらの精密な操舵が可能で、ロッドを持ったまま、足元のペダル操作と手元のラダー操作だけで艇の位置や向きを微調整できる。
さまざまな艤装がついたフィッシングモデル(提供:HOBIE_JAPAN)ヒット直後の素早いファイト
魚が掛かった際、パドルを置く手間なく即座にリールを巻き、ファイトに集中できる。パドルを持ち替えるわずかなタイムラグで魚に根に入られたりバラしたりするリスクが激減するのだ。
カヤックフィッシングでの取り込み(提供:HOBIE_JAPAN)理想的なルアーコントロール
狙ったポイントへ正確にルアーを打ち込み、流されながらも理想的なコースを通し続けることが可能になる。
一度体験すると戻れない
このように「移動する」「艇を保持する」「釣る」という動作がシームレスにつながる感覚は、一度体験すると戻れなくなるほどの快感と圧倒的なアドバンテージを釣り人にもたらしてくれる。道具の進化のおかげで、わたしたちはより釣りに集中し、水上の自由を享受できるようになったのだ。
Hobie Mirage_Proangler12_360(提供:HOBIE_JAPAN)10月10日にカヤックフィッシング体験会を開催
「カヤックフィッシングをやってみたい。でも、何から始めればいい?」そんな方に向けて、HOBIE JAPANではカヤックフィッシングをこれから始めたい方のための体験イベント『カヤックフィッシング初めの一歩 カヤックフィッシング体験会』を開催します。
実際にHOBIEに乗れる!
HOBIE JAPANアンバサダーの橋口純平が講師となってレクチャー。実際にHOBIEに乗り、足漕ぎシステム「MirageDrive」の操作や、水上での基本操作、安全講習、ロッドを持って乗る感覚まで体験できます。
橋口純平氏へ直接相談が可能
さらに、体験後には「どの艇を選べばいい?」「車載や保管は?」「必要な装備や艤装は?」といった、カヤックフィッシングを始めるための相談も可能です。
この秋、カヤックフィッシングへの最初の一歩を踏み出してみませんか?
イベント詳細
【開催日】
2026年10月10日(土)
【場所】
HOBIE BASE TOYOSU (〒135-0061 東京都江東区豊洲5丁目1-1)
【時間】
午前の部 10:00~12:30
午後の部 13:30~16:00
【定員】
各回10名(※定員に達し次第、受付終了)
【参加費】
4,500円
【対象】
これからカヤックフィッシングを始めてみたい方
【講師】
HOBIE JAPANアンバサダー 橋口純平
【イベント詳細・ご予約】
『カヤックフィッシング初めの一歩 カヤックフィッシング体験会』のHPからご確認ください
<DAIWAフィードテスター、HOBIEアンバサダー・橋口純平>




