これぞ"真夏"というような日々が続き、暑さがピークを向かえている8月。好調だった内房河川のシーバスフィッシングも、水温の上昇共にベイトが増えに増えて釣りにくくなった。そんな難しい釣行となったこの日、意外な魚が楽しませてくれた。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)
50cm良型ボラからヒット
8月4日(中潮)場所はいつもの内房河川。とてつもない猛暑の中、日中のデイゲームを避けて完全に暗くなってからエントリー。前日の雨の影響で強い濁りが入っているが、ベイトのイナッコと、ランカークラスのボラが集結している。さっそくフローティングミノーを使い、水面直下を狙う。
夜の内房河川へ(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)一投目からこのボラと思われるアタリがあり、何投目かでついにヒット! スレではなく口にガッチリとフッキング。シーバスも顔負けのファイトで楽しませてくれたのは、50cmはある良型のボラだ。この後もスレで掛かったり口に掛かったりとしたが、いずれもバレてしまった。
ルアーにアタックしてくる(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)50cm級シーバスもゲット
ボラの猛攻は潮が引いても続き、今日はシーバスの日じゃないのかと思い始めた時、対岸の浅い場所で小規模なボイルが発生。すかさずその付近にフローティングミノーを撃ち込むと、待望のヒット!
引きからしてボラではないと確信。あまり大きくないが、ついに50cm級のシーバスが浮上した。水面付近で口から外れてボディにルアーが刺さっていたが嬉しい1匹だ。
60cm級ボラとバトル!
ここで場所を移動して中流域へと移動。すると、今まで以上にイナッコやボラが増えて、あちこちでシーバスのボイルが見られる。さっそくフローティングミノーの水面早巻きを試してみるが、ここでもボラのアタリがあり、すぐに足元でヒット! 一瞬シーバスか? と思うような引きと突っ込みで抵抗。
Fミノー7cmが活躍(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)さらに軽くジャンプまでした。ようやく弱らせて上がってきたのは、本日最大の60cmはある立派なボラであった。良型のボラ2匹とシーバス。魚種はともかく、楽しい時間に満足してこの日の釣行を終えた。
まるまる太ったボラ(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)ベイトはイナッコとハゼ
メインのベイトは言うまでもなく食べ頃サイズのイナッコであった。しかし、岸際をよく見ると、ハゼが護岸に張り付いているのを発見。丸々と太ったハゼだが、こちらもメインのベイトになっている可能性もある。
夏場になると内房河川はどこもハゼ釣りが盛んになる。誰でも簡単に、しかも陸っぱりから釣れるのでこちらもおすすめだが、このハゼもシーバスの立派なベイトになるのを忘れてはならない。
イナッコやボラが多い(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)ハゼパターン
“ハゼパターン”でシーバスを狙う場合、主にバイブレーションを使いボトム(底)を狙うのがセオリーだ。たまにロッド(竿)を煽ってルアーを跳ねさせる釣り方も有効になる。
ハゼもベイトに!?(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)ルアーは動かして目立たせる
この日、シーバスもボラもフローティングミノーのみにヒットしたが、明らかにシーバスの数は少なかった。それでも狙って釣るためには少し工夫が必要だ。
水面、水中とぎっしりといるベイトは、これから秋になるとコノシロやサッパなども混じってさらに手が付けられなくなる。こんな時は、とにかくルアーを目立たせる釣法が突破口となる。
これについては筆者の経験上、ルアーを動かす釣り方が有効だ。例えばフローティングミノー(主に7cm前後)の早巻きだが、少しやり方が他と違う。ロッドを立てて水面から飛び出ないように早く巻く。
コツは、糸を水に着けないようにロッドの角度を調整しながらミノーを操ることだ。すると、ルアーがトリッキーな動きをして魚にアピールできる。普通に潜らせた早巻きでは効果は薄いが、釣り方を工夫することで、この難しい状況下でも確実に魚を手にする近道となる。
<宮坂剛志/TSURINEWSライター>



