エサ釣りのイメージが強いイサキだが、初夏にはスーパーライトジギング(SLJ)でも好反応を見せる人気ターゲットだ。今回は響灘エリアで釣り上げた旬のイサキを、美味しく持ち帰るための鮮度管理や下処理方法を紹介。さらに、釣行後の魚臭さ対策までを詳しくお届けする。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター檜垣修平)
ルアーでも釣れるイサキ
エリアによるが、イサキは4月頃からエサ釣りで釣れはじめ、6月頃にはルアーでも狙える魚。筆者はよくメタルジグ等を使ったSLJで狙いに行くことが多い。エサ釣りのイメージの強いイサキであるが、ルアーで狙うとそのゲーム性の高さに驚かされる。
イサキSLJのシーズン
筆者の通う響灘周辺では主に5~7月がイサキSLJのシーズンだ。釣り上げたイサキが白子を持っているかどうかというのは正直外見での判断が難しい。個体によっては白子が漏れ出ているものも居たりするが、帰ってさばいてみると白子持ちだとわかることも多い。この白子が最高に美味なのだ。
釣り場での処理
釣れたイサキを美味しく刺身で食べるためには、何より鮮度を保つことが重要。鮮度は、釣り場(船上)での処理と持ち帰り方で決まると言っても過言ではない。
釣り場での処理
釣れたイサキは、まずは海水が入っているオケ(バケツ)や生簀に入れることが多い。チャンスタイムであれば、しばらくは釣りに集中してもOK。ただ、ずっとそのままはやめた方が良い。釣り上げた時に出血していると、時間が経つと力尽きて水面に横たわっているなんてことも多い。
この状態が続くと鮮度は確実に落ちる。なので、できるだけ早く氷が効いたクーラーへ移そう。血抜きや脳締めや神経締めなどについては、正直「余裕があれば」でOK。なにより「早く冷やす」方が重要だ。
持ち帰り方
らっぷりの氷が入ったクーラーボックスで持ち帰るのがベスト。ちなみに、ひとつ気をつけてもらいたいのが氷と魚の入れ方だ。【魚が下で、上に氷】、これが鉄則だ。氷の上に魚を乗っけている方がいるが、これは間違い。気をつけよう。
白子は早めに処理!
白子は特に足が速い(鮮度が落ちやすい)ので、釣りから帰ったらすぐに取り出す。
イサキを捌く(提供:TSURINEWSライター檜垣修平)白子の取り出し方
腹を切るときは白子を傷つけないように深く包丁を入れすぎないようにしよう。残りはお好きなように調理すればよい。今回はとりあえず身を刺身で頂くので三枚におろし皮を剥いだ。我ながら上手にできた。魚をさばく工程も慣れて綺麗にできるようになってくると楽しい。
白子の下処理
白子は優しく塩もみしてぬめりと汚れを出してから流水で洗い落とす。水気を切ったら沸騰したお湯に30秒ほど通し、しっかり水気をとる。あとは一口大に優しく切り分けたら完成。とても手軽。
イサキの白子(提供:TSURINEWSライター檜垣修平)当日に釣ってきたイサキのお刺身と白子ポン酢。釣り人の特権である。ちなみに白子は湯通しまでしておけば、冷蔵で1~2日持つらしい。が、早めに頂いたほうがよいだろう。
後片付けのお供は消臭家族
朝3時起きながら捌いて調理までやったが、お片付けが残っている。これを怠ると家族からクレームが飛んでくるので蔑ろにはできない。最低限、アラを処理してあとはシンク周りだ。ばばーっと鱗や内臓カス等を流したら消臭家族を吹きかける。
キッチンをさっと消臭(提供:TSURINEWSライター檜垣修平)消臭家族で魚臭さが消える
アラの入ったビニールにも消臭家族を掛けると内臓諸々の魚のにおいはサッと消えた。あとはキッチリゴミはゴミ箱へ、アラは庭に埋めて終了。翌朝(というか昼)に起きてキッチンに入るが、魚のにおいはどこへやら。
あくまで個人的な意見だが、消臭家族を噴霧した直後は独特のにおいを若干感じた。ただ、その匂いはすぐに消えて無臭になる。ニオイにニオイで上書きしているのでなく微生物で分解して無臭化しているらしい。
ビニールにも有効(提供:TSURINEWSライター檜垣修平)ペットや子供にも安全
ペットや子供にも安全らしく、うちは両生類を飼っているので強い薬剤は使えないがこれなら大丈夫。あとはにおいが残ってしまったクーラーや車の中に使ってもよさそうだ
※個人の感想です
クーラーにもいいか(提供:TSURINEWSライター檜垣修平)<檜垣修平/TSURINEWSライター>

