テーマは「高原湖に行ってみよう!」。群馬県高崎市にある標高1084mの榛名湖。大型が釣れる釣り場として知られているが、今季は開幕から今まで絶不調。果たして吉田は尺半美ベラをゲットできるのか 取材日は6月24日(水)。
(アイキャッチ画像提供:週刊へらニュース編集部・関口)
高原湖の魅力
ヘラブナが釣れる高原湖と言えば長野県の松原湖や白樺湖が有名で、群馬県にも赤城大沼などが存在する。そんななか吉田が選んだのは高崎市郊外にある榛名湖。湖面標高は1000m以上ありこの時期でも朝はダウンが必要なほど冷え込む。
高原湖の魅力を一言で表すならその爽快さだろう。水は透きとおり肌に触れる空気も下界のように湿気を感じない。ウキが動かない時間は、水辺にしゃがみ込んでお弁当タイムも楽しめる。
「ボクもこの雰囲気が大好きで、今期は釣れないとわかっているのに、すでに4回も竿を出しているんです」
それはスゴいね。ところで釣れたの?
「今だオデコなんです。ヘラはおろか榛名湖名物のマブナさえも釣れず、オイカワがハリ掛かりしただけなんです」
早朝の榛名湖(提供:週刊へらニュース編集部・関口)それなのに取材場所として選んだんだ(苦笑)。
「それがモジリとかは結構あるんですよ。この日のために試釣した数日前なんかは、ウキの近くでモジリが多発しましたし。なのでいつかは爆釣するんじゃないかって思っているんです」
まさかオイカワのモジリをヘラと見間違えたのでは?
「いくら何でもそれはないかと……。それに飛び出た魚体を何度も確認してますから」
サイズは?
「それがけっこういいサイズなんです。ゆえに何度も通ってしまったんですけどね」
なるほどね。つまり釣れないまでも魚っ気はあるってことね。
カッターボート東側へ
そんな吉田にだまされて(促されて)やってきたのは、カッターボート置き場東側の深場。時刻は4時。辺りは霧に包まれ、ほとんど視界が効かない状態だった。気温は高原湖らしく9度。
湖面に下りるとすでに吉田は釣り台の準備中。榛名湖と言えば遠浅地形ゆえの立ち込み釣りが主体だが、吉田が履いているのは普通の長靴。
減水で湖岸線が後退(提供:週刊へらニュース編集部・関口)「1m強減水しているため、湖岸線が例年より沖に出ているんです。なので竿掛けのすぐ前辺りからドンと深くなっているので立ち込む必要がないんですよ。それに底が軟質なのでこれ以上前に出ると足がズボッとはまって危ないです」
荷物のすべてを載せられる超大型釣り台を出し、あぐらスタイルで狙う吉田。継いだのはボーダレス27尺で測るとタチは3本強あった。
試釣もこの辺で竿を出したの?
「まったく同じです。でも今日はモジリが少ないですね。前回は目の前でボコボコやってましたから」
大型の気配濃厚
湖面を見ると確かに水面を揺らしているのはオイカワっぽいジャミの跳ねで、ヘラらしきモジリは見られない。ところがフッと足元を見ると、数枚のヘラが悠々と泳いでいるのを現認。さらにその数分後には穂先より手前の左側で大型ベラのイルカモジリがあった。
「今のはデカかったですよね!」
うん。オレも見た。あれはいいヘラだ!
「薄暗い朝がチャンスですから関口さんも早く準備してやったほうがいいですよ」
吉田に促されて記者も準備を始める。ただし27尺竿のバランス底なんで記者にお手上げなので、24尺の外通しで狙ってみる。
ところが霧が立ち込めているうえに前だけが明るくなってしまいウキがほとんど視認できない。なのに記者より3尺も長いはずの吉田は見えると言う。やはり吉田の目は異常だ!(笑)。
次回も「高原湖へ行ってみよう!」です。
榛名湖
入釣料¥700(榛名湖温泉ゆうすげ前に券売機あり)。釣り台・長靴必携。

