千葉県の外房一宮川と内房の養老川で落ちハゼ調査をやってきました。ともに短時間であったため数はイマイチであったものの、狙い通り良型を手中!釣行をレポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・尾崎大祐)
一宮川で落ちハゼ釣り
11月、12月の「落ちハゼ釣り」のポイントといえば河口もしくは海と相場は決まっている、と言いたい所なのですが、近年は浅場で釣れるようになりました。とはいえ、せっかくなので河口付近の、良型の実績がある「風情溢れる」ポイントへ行ってみることに。まず目指すは外房の一宮川!
一宮川河口付近の貯水池(提供:TSURINEWSライター・尾崎大祐)ポイントを変更
朝6時に目的地に到着すると、前日の雨の影響で大橋付近の水は濁り気味。そして釣り人はゼロ。不安に駆られ、代替としていた九十九里有料道路前の貯水池に行ってみる。するとここの水色は良く、安心の先客2名発見!すぐさま釣り座を構え、リールタックル&虫エサ(ジャリメ)を準備する。
このポイントの特徴は、何と言っても足場が良い、という点に尽きます。池ということで、川と比べて魚の活性は低い傾向にあるため、茨城の涸沼のように「投げて引きずる」といった釣り方が有効。
そして、釣り座によっては目の前に水草が多い場合があるので、足を使った「攻め」の釣りが必要な場合も。沖が良かったり、手前でも釣れたりと、色々なパターンが想定されるので、リールタックルが理想です。
良型ハゼを連打
釣りをはじめてすぐ、岸から10m付近で立て続けにアタり、良型2匹の確保に成功。しかし、その後ちょい移動をしながら広範囲を攻めるも後は続かず。周りには釣り人が増えてきつつ(濁った川を見切ったか)も、皆さん渋い様子。
もうすぐ潮は上げ止まりということで後の好転は見込めないと判断し、粘ることなく1時間半やった所で切り上げることにする。
釣れれば良型!(提供:TSURINEWSライター・尾崎大祐)養老川河口へ移動!
この日の「第二のポイント」としていた養老川河口には9時に到着。
曲がる目印はこの「逆効果」看板(提供:TSURINEWSライター・尾崎大祐)潮は下げに差し掛かっていている頃、ということで狙い通り!臨海公園の駐車場(開門は9時~17時)に車をとめ、まずは足場良く、策が設置されている展望公園前でちょい投げを試みる。
展望公園前(提供:TSURINEWSライター・尾崎大祐)しかし、3回投げてアタリはなく、根掛りで仕掛けをロストした所で本命ポイントである貯木場跡への移動を決断する。すると6人の釣り人発見!一瞬にして安堵感に包まれます(笑)
「工場萌え」する釣り人には特におすすめ(提供:TSURINEWSライター・尾崎大祐)
奥のガードレールから後ろは立ち入り禁止(提供:TSURINEWSライター・尾崎大祐)4m前後ののべ竿がおすすめ
貯木場跡には、平日にもかかわらず既に6人の釣り人が竿をだしていました。パッと見、ちょっと渋めの様子でしたが、ポツポツとハゼが釣れている姿を目撃し安堵。筆者も釣り座を確保し準備開始。
因みにここでのおススメタックルは4m前後ののべ竿。理由は、手前1mと沖10mより先に牡蠣殻が多くあり、そのすき間がポイントとなる点と、大潮満潮時で水深1.5mという点の2点。
ただ、あまり数を狙わずのんびりやるなら、リールタックルでこの隙間を狙い「ブッコミ&置き竿」もアリかなと。というわけで、どちらにせよこのポイントへは大潮(中潮)の満潮前後を狙ってこないと釣りにならないので注意。
かなりの数のボラ(子供)が表層に(提供:TSURINEWSライター・尾崎大祐)最終結果
9時過ぎから11時までやり、12~13cmを9匹確保。一宮川の2匹(13~14cm)とあわせて合計11匹。夏場と比べてアタリは少ないのですが、釣れれば型が良い所が「落ちハゼ釣り」の醍醐味!
3.6mののべ竿でやりました(提供:TSURINEWSライター・尾崎大祐)横浜近辺、江戸川河口(ボート)、木更津、上総湊、そして外房の各ポイントでは、12月中頃まで楽しめるかと思います。……ひょっとしたら浅場で続いているかも、という予想も少々。
天気の良い週末、良型を狙っておでかけください!
<尾崎大祐/TSURINEWSライター>
一宮川


