近年日本では「マイワシ」豊漁のニュースが多い。新潟県上越エリアだけでもかなりマイワシ・カタクチイワシなどが増えてきていると感じる。本記事では釣り人目線で見た2025年秋までのイワシたちの様子をお届けします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・ハマゴウ)
マイワシの漁獲量は増加傾向
近年マイワシが各地で豊漁になる等のニュースが聞かれますが新潟県ではどうなのか。新潟県のマイワシ漁獲量ではどうなっているのかわかりやすい説明がされている資料がある。
新潟県ホームページ内の「新潟県水産海洋研究所水産・研究情報」ページ内の
「主要魚種の漁獲動向(令和6年版)【令和6年11月公表】」では、イワシ漁獲量の推移について書かれている部分でこのような記述がある。
(ここから引用)—————-
・1990~1992年には8万トンを超える漁獲量があったが、2001年以降は千トン未満で推移した。2023年は 1,467トン (前年比1,434%)と急増し、このうち、まき網が1,190トン(前年から皆増)、主要定置網が200トン(前年比122%)で あった。 ・2024年1~8月の主要定置網の漁獲量は386トンで、前年比193%、過去5年平均比218%と増加した。
・水産研究・教育機構は、対馬暖流系群の加入量(0歳魚の資源尾数)が2020年以降増加傾向にあるとしており、本 県の漁獲動向も増加と見込んだ。(新潟県水産海洋研究所(2024)『主要魚種の漁獲動向(令和6年版)』令和6年11月公表p2)
(ここまで引用)——————-
資料から2024年時点では、マイワシは資源水準としては低位ではあるものの確認されている漁獲量としては増加傾向にあることが読み取れ、特に2023年に県の中では漁獲量が急増したことがわかる。
マイワシが釣れることが増加
漁獲量としては増えていることを資料から確認できるが、これが釣り人である筆者の実感としてどうなのか。増えたと感じる例を挙げると直江津港第三東防波堤では春にマイワシが釣れる日が過去に比べてここ数年で増えているように感じられる。
総じて筆者が良く釣りをする上越エリアではマイワシが増え、釣れる機会が増加した感覚があるが元々2月〜5月頃まで釣れる日は釣れるといった状況だったので激増したとまでは言いにくい。
しかし体感では堤防などからの釣果は増えていると感じている。ショアでの情報はある程度把握しているが、沖合に存在しているイワシについては筆者はあまり知識が無いので沖合のイワシが増えたかは分からない。
参考程度にはなるが、釣り船での釣果だと近年は2〜3月頃、アジやサバ狙いのサビキ釣りでマイワシの釣果が時々確認できる。また、沖にいるマイワシを目視できる機会がある。
1~4月頃に場合によってイルカやブリなどにマイワシが水面に追いかけられている姿が見られることがあり、他には6月頃に沖合でクロマグロがマイワシを追い回している際は海の上からでも目視で確認できる。
マイワシ(提供:TSURINEWSライター・ハマゴウ)ウルメイワシを見かけることも
近年筆者はマイワシとカタクチイワシ以外のイワシを見かける機会が出てきている。これは地球温暖化や暖流の流れの変化などのせいかもしれないが今まで見かけなかったウルメイワシを筆者は夏のシーズンに見るようになってきた。
8~9月の水温が高い時期にカマス狙いでサビキ釣りをしている時に時期外れのマイワシが釣れてきたと思い見てみると違和感がある魚体なので1匹キープし調べてみるとウルメイワシだったことがある。
これは水温が高い時期のみ見られるので、高水温と海の暖流が原因のように感じるが参考までに。ウルメイワシを見かけるようになったが特段増えているとは感じられない。
ウルメイワシ(提供:TSURINEWSライター・ハマゴウ)

