大漁の喜びと同時に頭を悩ませるのが、釣った魚をどう保存するかという問題だ。せっかくの釣果も処理や保存が不十分だと美味しさを損なってしまう。そんな悩みを解決してくれるアイテムが、真空パック機「Suseal Home（スシールホーム）」だ。今回は、この便利なアイテムをリヴァスポット早戸でのエリアトラウト釣行で使用し、釣り場での保存から自宅での調理までをレポートする。
（アイキャッチ画像提供：TSURINEWS編集部・藤田）
TSURINEWS編集部
魚の保存ってどうしてる？
釣り人なら誰もが一度は直面するテーマが「釣った魚をどう保存するか」だ。たくさん釣れたときは嬉しい反面、すべてをすぐに食べきるのは難しい。せっかくの釣果を無駄にせず、美味しく味わい尽くすにはどうすればいいのだろうか。
今回は、エリアトラウトで大漁に恵まれた実釣を紹介するとともに、釣り人と相性抜群の真空パック機「Suseal Home（スシールホーム）」を使った保存方法を紹介しよう。
Suseal Homeを持参して魚をその場で真空保存（提供：TSURINEWS編集部・藤田）魚の鮮度保持は永遠の課題
「釣った魚を鮮度の良い状態のまま食べたい！」という気持ちは釣り人なら誰しもが抱く感情だ。
魚を長持ちさせるために、一般的には釣った魚を血抜きして締める。魚種によっては内臓なども除去して持ち帰ることも多い。
しかし、好釣果に恵まれた際、締めた魚を一度にすべて食べることは難しい。そこで重要になるのが、家での保存の仕方だ。真空パック機を使用すれば、魚の酸化や水分の蒸発を防ぐことが可能で、美味しい状態のまま冷蔵・冷凍保存ができるのでおすすめだ。
真空パックにしてそのまま冷凍（提供：TSURINEWS編集部・藤田）真空パック機「Suseal Home」
現在、真空パック機は様々な機種が発売されているが、釣り人におすすめしたいのが、ELODから発売されている「Suseal Home（スシールホーム）」。70kPaの吸引力を搭載し、袋を入れてボタンを押すだけで「吸引～シーリング」までオートで行うことができるこのアイテムの詳細を紹介していきたい。
真空パック機「Suseal Home」（提供：TSURINEWS編集部・藤田）充電式で持ち運び可
Suseal Home最大の特長は「USB充電式」（USB A-USB Type C）である点。従来の真空パック機と違い、コンセント型ではなくUSB充電式なため、釣りをはじめアウトドアシーンにも気軽に持ち運べる点が最大の魅力だ。家で使用する際も、場所を選ばず使用できる点は非常に嬉しい。
充電式で持ち運び可能（提供：TSURINEWS編集部・藤田）真空パックに必要な袋もSuseal Homeといっしょに3枚同梱されている。市販品の袋にも対応しているため、さまざまなサイズの食材に対して真空パックを行うことが可能だ。
※対応条件については取扱説明書を参照。
魚を調理した状態で真空パック化
真空パック機の中には、水分を含む食材の真空化ができないタイプも多い。その点においてSuseal Homeには、水分を含む食品の真空パックを可能にする「MOIST機能」がついており、捌いた魚の真空パック化も安心。
また、下味をつけた魚料理をはじめ、オイル漬けや煮物などの保存でも活躍ができる。
MOIST機能で水分のある食品も真空パック可（提供：TSURINEWS編集部・藤田）外部吸引用ノズル搭載
本体の端には外部吸引ノズルが搭載されており、ノズルを回すだけで外部吸引モードに切り替わる。市販の「バルブ式の袋」を使えば、魚の切り身やカット野菜の冷凍保存はもちろん、遠征釣行時に持参する衣類の真空パック化も可能だ。
この外部吸引ノズルは、真空コンテナやワインボトルキーパーとの互換性があるため、Suseal Home1本で幅広い使い方ができる。
外部吸引ノズル（提供：TSURINEWS編集部・藤田）Suseal Homeマスターセット
Suseal HomeマスターセットはMサイズの真空パック袋（20cm×25cm）が50枚と外部吸引に対応しているエアバルブ搭載の袋10枚がセットになっており、すぐにSuseal Homeを使いこなすことが可能だ。
すぐに使えるマスターセット（提供：東京ラクオカ株式会社）
