お盆が過ぎたものの連日の厳しい残暑。今年の夏は特に暑い!と実感します。そんな中での休日、木曽三川河口へと向かいクロダイの落とし込み釣りに臨みました。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライターかにおけ)
クロダイも夏バテ?
今回はなかなかアタリが出ない厳しい状況でなんとか1枚クロダイをキャッチ。どうやら水中にも酷暑の影響が出ているようで、この1枚のクロダイからタフコンディションの理由が見えてきました。
水温の水位(提供:TSURINEWSライターかにおけ)いかに高水温に強いクロダイでも夏バテするのでは?撮った写真を見返してみれば、良型なれども見た目少々やつれ気味?乗っ込み後発組かもですがアタリも小さかったので活発に捕食していないように思えます。調べてみると、クロダイの適水温はおおよそ20~25度あたりとのこと、さすがに30度となると溶存酸素の量が減ることと相まって食いが落ち、釣りにくい状況となるようです。
夜か朝マヅメがオススメか
遮蔽物があまりないオープンな舟溜まりでは外気の影響を受けやすいと思われ、もっと過ごしやすい場所へ移動した個体もあるでしょうが、居残り組はバテるというよりポイントでの活性が下がる、この日の気象データを参考にしてみれば水温が落ち着く夜間や朝マヅメに活発になるということでしょう。クロダイ攻略はやっぱり一筋縄ではいかないですね。
仮説が正しいかどうかは読者の皆さんに委ねるとして、釣行後の考察は次回の釣行に生かしたいもの。手にした1枚からシーズナルパターンを推測、今後の動向に思いを馳せてみるのも面白いと思います。
<かにおけ/TSURINEWSライター>
揖斐川

