横浜の気になっていたハゼポイント「掘割川いそご桟橋」と「富岡並木ふなだまり公園」に行ってきました。双方とも短時間の調査釣行だったにもかかわらず、しっかりお土産の確保に成功!ゲストも多彩だった釣行をレポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・尾崎大祐)
掘割川のハゼ釣り
横浜市磯子区を流れる掘割川は、横浜エリアの代表的なハゼ釣り場の一つ。ポイントは河口近くの八幡橋から中村橋にかけての約2kmで、中でも八幡橋付近はJR根岸駅から近く、シーズン中は比較的釣り人が多いポイントとなっています。
一方、上流付近は下流付近と比べて魚影が薄いかといえばそうでもなさそうで、数年前に上流ポイントである中村橋最寄り駅・横浜市営地下鉄吉野町駅から河口に向けて歩いたところ、いくつかの地点で地元の方と思われる釣り人の入れ食いシーンを目撃。
上流のポイント・中村橋付近(※2018年撮影)(提供:TSURINEWSライター・尾崎大祐)
長いのべ竿が鉄板のようです(※2018年撮影)(提供:TSURINEWSライター・尾崎大祐)4.5m位の「長いのべ竿に虫エサ」という情報を仕入れ、次戦に備えていました。
掘割川いそご桟橋
以前訪れた時(7年前汗)の全体的な印象としては、ハゼの魚影は濃いものの、釣り場に遊歩道等が整備されておらず車道が近いということで子供連れには不向き。
特に八幡橋より河口側近くは手前が極端に浅かったり、良さ気な所は立ち入り禁止エリアだったりと、あまり釣りに適しているとは言い難いイメージだったのですが、2022年に「掘割川いそご桟橋」という、釣りOKの親水公園が完成したという情報を受け、気になっていました。なので調査!
手すりもあって安全(提供:TSURINEWSライター・尾崎大祐)
絵・左側の浮桟橋のみ立ち入り禁止でした(提供:TSURINEWSライター・尾崎大祐)ちょい投げにて順調に釣れる!
手前付近の水深は1m位であったことから、出だしは2.7mののべ竿&シモリウキ&ジャリメエサで探ってみる。しかしアタリは極めて少ない。川を見ると、クラゲが上流側に流れていくので上げ潮がきいている絶好の時間帯なのですが。
クラゲを見て潮を判断(提供:TSURINEWSライター・尾崎大祐)探って探って何とかハゼを1匹手中に収めるも「魚はあまりいないのかな」と不安になり、ここでリールタックルにチェンジ。アンダースローで川の中央付近めがけて軽く投げ、引きずる作戦に変更します。
因みに心配した根掛りは全くないわけではなかったものの、それほど警戒するレベルではありませんでした(1時間でオモリロスト1回)。
船長「熱中症に気を付けてね~」(はい!)(提供:TSURINEWSライター・尾崎大祐)タックルをのべ竿からリール竿にチェンジしていると、タコ船、マゴチ船と思われる乗合船が目の前を通り過ぎていく。お盆休みの時期とあって船は大盛況。
低い八幡橋を過ぎると船長ホッとするらしく、どの船もいそご桟橋真横付近で船長のアナウンスが始まるようでした。そして冒頭は熱中症対策一択。因みにこの日の東京の予想最高気温は36度。ですよね~(汗)。
八幡橋は操舵室を下げて通過(※2018年撮影)(提供:TSURINEWSライター・尾崎大祐)シロギスもヒット
2号の中通しオモリにハゼ針5号(ハリス15センチ)の1本針仕掛けでやってみると、2投目で「ブルブルッ」と良い感じのアタリが発生!しっかりフッキングさせ、リールを巻いてくると何やらハゼとは違う白い魚体が見えてくる。正体はシロギスでした。
ハゼ釣りではかなり嬉しいゲスト!(提供:TSURINEWSライター・尾崎大祐)「これは面白い!」とばかりにキャストを繰り返していきます。すると毎回アタるわけではありませんが、丁寧にステイを挟みながら誘うと頑張った分に比例してアタリが出るので楽しい! 中央付近でシロギス、手前でハゼといった具合でポツポツですが数を重ねていきます。
ハゼもちゃんといます(提供:TSURINEWSライター・尾崎大祐)アタリ遠のき移動決意
良い感じでアンダースローキャストを繰り返していくも、だんだんとアタリは遠のき、やがてフグ連チャン。足元のクラゲたちを見ると動いておらず、上げ潮が止まってしまったことが確認できる。
再び食いが立つであろう下げ潮がきいてくるまでは1時間以上かかると思われるので、ちょっともったいないけどここで移動を決断。横浜の気になっていたポイント・その二へGO!
ハリスが切られたら大抵こいつの仕業(提供:TSURINEWSライター・尾崎大祐)堀割川いそご桟橋

