最近スルスルスルルーという釣法をよく耳にするかとおもいます。筆者の様に地域によってはキビナゴを大量に入手する事が困難な方も多いかと思います。そこで今回は、スーパーなので手軽に買えるミミイカをエサにした磯フカセ釣りを紹介していきます。
多賀 英二
フカセ釣りメインでやっています。ターゲットはクロ、チヌ、タイです。山口県は北部、西部の磯や波止、大分、長崎、鹿児島など幅広くフィールドに足を運んでいます。釣り場であった際は、情報交換しましょう。国産ラインメーカーfathomのフィールドモニターとしても活動しています。
実釣開始
昨年秋、山口県下関市のとある磯に釣行しました。
朝7時に出港し、14時に納竿でした。この日は中潮で12時くらいが満潮でしたので、朝が勝負だと思い期待を膨らませました。
前半は、9時くらいまでは、沖に少し潮が行ったり、右に潮が通したりと動きがありチャンスがありました。
足元から弱い払い出しがありそこにマキエを5投し、仕掛けを投入。払い出しの終わりぐらいでウキがジワッと沈みあわせます。
初当たりで合わせのタイミングがわからないのでとりあえずいつも通りのタイミングで。
竿が根元まで曲がる良い手応えで上がってきたのは、50cmオーバーのチヌ！その後このパターンで9時までに50cmクラスのチヌを5枚取りました。
今回も満足な釣果に後半9時過ぎから潮が動かなくなり、アタリも無くなりました。遠投など試しますが期待は外れ…足元を攻めることにしました。
年無しヒット！
時間が過ぎ後半に入った頃、チョンチョンとウキに反応が出たと思ったら、グンッと竿が持っていかれそうになり合わせました。
これもなかなかの手応え。足元でかけたのでかなり引き込みが強く楽しませてくれます。
上がってきたのは52cmのチヌ。その後またアタリが無くなり納竿1時間前になり、あと数投したら片付けようかなと思い油断していると、いきなり竿にグンッとアタリがきてあわせました！
太い年無しチヌなかなかの重量感。無事取り込んだのはこれまた50cmのチヌです。この日一番太っていました。
ミミイカチヌのポイント
実釣してわかったことがいくつかありました。
まず、エサの付け方です。ミミイカをハリに付ける時、胴の先にハリを貫通させ、軸分ほど下にハリ先をかけるのがコツです。
次にアワセのタイミングです。
オキアミを使用する場合と同じ様にすると、早アワセだとハリ外れしたり、遅アワセだと飲まれたりしました。オキアミを使う時よりワンテンポ遅らせるのがコツだとおもいました。
まだまだミミイカをエサにしたフカセ釣りは始めたばかりで手探り状態です。これから釣行回数を増やし理想の形に近づけたいとおもいます。
楽しいのでぜひ一度試してはいかがでしょうか
＜多賀英二／TSURINEWS・WEBライター＞
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