フライフィッシングというと敷居の高いイメージがありますが、ここ最近はオシャレな若い女性がひとりで釣りに来ていたり、男女で楽しんでいるのをよく見かけます。都会の喧騒から離れて自然の中で優雅にキャスティングをしながら、ゆったりとした時間を過ごすのは至福の時間、最高の贅沢ですよ♪ 今回はフライフィッシングが気になっていた女性にも、分かりやすくご紹介したいと思います。
必要なものと揃え方
最低限必要なものは、ロッド、リール、フライラインとランディングネット。ウェーダー、シューズ。
そして毛鉤。いわゆるフライです。
フライフィッシングを始める方は旦那さんや男友達の影響で始める方も多いので、そういう方たちはある程度使う道具などの知識が入手できますが、まるっきりひとりで始める方は近くのプロショップのドアをたたくのが、フライフィッシングの準備への最短距離だと思います。
今はお手頃価格のセットもあるので、まずはそちらでデビューしてみるのもいいかもしれません。
女性におすすめ便利アイテム
他にも、手に付けるグローブやキャップORハット。こちらもつけていると便利なものです。渓流では虫や障害物も多いので、グローブやキャップをつけているとトラブル回避にもなりますし、紫外線の強い時期には日焼け防止にもなります。
偏光グラスも目の保護には必須。シーズン中は必ずこういったものをつけて安全かつ楽しい釣行にしたいものですね。
そして寒い時期には、冷え対策も必須。女性の体は冷えやすいので、ウェアのインナーに保温性に優れるものを着用したり、ネックウォーマーで首元を保護してあげるだけで快適に釣りの時間を楽しむことができますよ。
初めはどこで釣りする?
女性がフライフィッシングを始めるにあたって釣りやすいポイントもしくは釣り場と言えば、放流が盛んにおこなわれているようなC&R区間(キャッチアンドリリース区間)のある渓流や河川。初心者には管理釣り場もオススメです。
こういったところだとある程度の釣果も期待できますし、トイレなどの整備もされていて女性には嬉しいところです。
漁協の方が見回っていることもあり、何かあっても声掛けできたり、放流が盛んなところは人の出入りも盛んなので楽しく情報交換ができたりしちゃいますよ♪
ちょっと慣れてきたら自然渓流には足を運びたいもの。
普段目にすることがない様々な動植物との出会いがあり、沢山の刺激や感動があります。
その中には熊や蛇などの危険生物もいるので、自然に慣れた方との釣行が望ましいです。
まずはキャスティングから
フライキャスティングを練習しよう
フライフィッシングを始めるにあたって一番の難関がフライキャスティングです。フライキャスティングは中々奥深いもので練習は必須です。
こちらは専門のプロショップや、近くで開催されているスクールなどに足を運んでみるとコツを得ることが出来ると思います。スクールなどでは、実際に渓流に行って釣りの仕方も教えてくれます。
フライフィッシングを覚えたい同志も沢山参加しているので情報交換の場にもなりますし、新たな仲間との出会いも期待できることでしょう。新たな仲間ができたらまた楽しい時間を共有することが出来ます。
難しいからこそ楽しい!
キャスティングを覚えたらいよいよ実釣ですね♪
虫に直接触れなくていいのも女性には嬉しいところ。毛鉤をつけてロッドを振ります。
確かに難しいと言われているフライフィッシングですが、だからこそ初めて魚が釣れたときの感動は何物にも代えがたいものなのです。
「さあそこで迷っている貴女!一歩踏み出してみませんか?」
みなさんも一緒に渓流へ
<伊藤真由 /TSURINEWS・WEBライター>