釣りの小物類をワンタッチで着脱可能な『セフシステム』が快適すぎた ランガンスタイルに最適か

釣りの小物類をワンタッチで着脱可能な『セフシステム』が快適すぎた ランガンスタイルに最適か

フィッシュグリップの抜き差しが不便に感じたことはありませんか?セフシステムを活用すれば、ワンタッチで着脱でき、回転機能で操作性も向上!簡単な改造で快適さが劇的にアップする方法を紹介します。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター刀根秀行)

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刀根秀行

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セフシステムの活用

私はそれなりの年齢になり、肩周りの可動範囲が狭くなったことで、フィッシュグリップの抜き差しが少しやりづらくなっていました。そんな時、ホームセンターに立ち寄った際に「セフシステム」というものを発見しました。

釣りの小物類をワンタッチで着脱可能な『セフシステム』が快適すぎた ランガンスタイルに最適かセフ(提供:TSURINEWSライター刀根秀行)

これは「セフ」と呼ばれるパーツをベルトなどに取り付け、そこに別売りのセフアダプター(可動タイプの丸型・固定タイプの角型)を取り付けることで、装備品をワンタッチで着脱できるシステムです。

釣りの小物類をワンタッチで着脱可能な『セフシステム』が快適すぎた ランガンスタイルに最適かセフアダプター(提供:TSURINEWSライター刀根秀行)

※写真以外にも色んな形状・材質のセフアダプターがあります

普段、車で移動する際にフィッシュグリップを外すのが面倒だったため、「これを使えば移動が楽になるかも?」と思ったのがきっかけでした。しかし、改めて考えてみると、このセフシステムにはさまざまな可能性があると感じ、実際に導入してみることにしました。

フィッシュグリップの改造方法

まず、ホルスター付きのフィッシュグリップを使用します。次に、ホルスター部分にセフアダプター(今回は丸型を使用)を取り付けます。

釣りの小物類をワンタッチで着脱可能な『セフシステム』が快適すぎた ランガンスタイルに最適かフィッシュグリップに取り付ける(提供:TSURINEWSライター刀根秀行)

その際、フィッシュグリップのグリップ側に2/3~4/5程度の位置に、穴を開けて取り付けるのがポイントです。さらに、私はホルスターの上部をカットしました。こうすることで、フィッシュグリップが格段に握りやすくなります。

※写真中央付近に銀色の丸型のアダプターが付いておりグリップ側のホルスター部がカットされてるのが見えます。

ベルトホルダーへの取り付け

各社から販売されているモールシステム対応のベルトホルダーを利用し、フィッシュグリップ用ベルトホルダーにセフを取り付けました。セフアダプターを装着し、ホルスターの一部をカットすることで、フィッシュグリップを回転方向に自由に動かせるようになります。

釣りの小物類をワンタッチで着脱可能な『セフシステム』が快適すぎた ランガンスタイルに最適かベルトホルダーへ取り付け(提供:TSURINEWSライター刀根秀行)

※ベルトホルダーに対して回転出来るようになります

実際に使ってみて感じた便利な点

結局のところ、「フィッシュグリップが回転することで何が便利なの?」と思う方もいるかもしれません。

抜き差しのしやすさ

通常、フィッシュグリップを抜く際は上方向に引き抜きます。しかし、取り付け位置によっては、身体を横に傾けながら抜く必要がある場合もあります。

釣りの小物類をワンタッチで着脱可能な『セフシステム』が快適すぎた ランガンスタイルに最適か身体を横に傾ける必要がある(提供:TSURINEWSライター刀根秀行)

しかし、この改造を施すことで、フィッシュグリップを横方向や下方向にも抜けるようになり、少ない動作でスムーズに扱えるようになります。

釣りの小物類をワンタッチで着脱可能な『セフシステム』が快適すぎた ランガンスタイルに最適か横方向に抜ける(提供:TSURINEWSライター刀根秀行)

フィッシュグリップにはロック機構が付いているものがあります。それを使うと、下向きにしても勝手に外れないので、更に便利です。

釣りの小物類をワンタッチで着脱可能な『セフシステム』が快適すぎた ランガンスタイルに最適か下方向に抜ける(提供:TSURINEWSライター刀根秀行)

体の前面に装着できる

通常、フィッシュグリップを前面に装着すると、歩いたり屈んだりする際に腿や下腹部に当たってしまいますが、回転することで足に当たることを防げるため、快適に移動できます。

また、竿やリールを持った状態から、手を下ろすだけで自然にフィッシュグリップを握れるため、アクションがスムーズになります。

車のシートに当たらない

車に乗る際、通常はフィッシュグリップを外す必要がありますが、回転することでシートに干渉しづらくなります。そのため、短距離移動ならわざわざ外す手間がなくなりました。

ただし、アジを大量に釣った後はグリップに付いた汁でシートが危険な状態になるので、洗うことをおすすめします(笑)。

フィッシュグリップ以外にも応用可能

このセフシステムは、フィッシュグリップだけでなく、ハサミやプライヤーノッターリーダーケースなどの釣具にも応用できます。釣りのスタイルに合わせて装備を切り替えられるのが非常に便利です。こちらは回転させたくないので、固定型の銀色の角型のアダプターが付いてます。

以上が、私が実践したフィッシュグリップの改造方法です。実際に使ってみて、「もっとこうしたら便利かも?」といったアイデアも湧いてきました。セフシステムの可能性は広がるばかりなので、ぜひ参考にしてみてください!

<刀根秀行/TSURINEWSライター>

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