3月上旬、千早川マス釣り場で開催されたローカルトーナメント「第7回Tクランカップ」に参戦した。使用ルアーがヤリエ製限定という特別ルールのもと、予選から決勝まで白熱した試合が展開された。前回は予選敗退という悔しい結果だったが、今回は決勝進出を果たし、最終順位は6位タイ。手応えのある大会となった。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)
決勝は難所で勝負
予選が終了すると、ポイント計算の間は休憩となり、遅い昼食の時間となった。参加賞でもあるラーメンとおにぎりを頬張り昼食とする。予選の計算が終わり、決勝進出者の呼び出しが掛かる。
1位から順に呼び出されて、筆者は3位タイで決勝トーナメント進出となった。決勝進出者はもう一度くじを引いて釣り座を決定する。
無事に予選通過(提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)釣り座は1番で、上池の一番下流側だ。反対側からの流れが当たる場所なので難しく、1敗を喫した場所であった。直前に放流が入っているので放流狩りを意識して、再び「三ケ日みかん」を軸に釣りを行うことにする。
決勝戦スタート。放流を意識して対岸ギリギリまで投げて引くも全く反応がない。他の選手も同様で、放流狙いに肩透かしを食らった感じだ。「本当に放流があったの?」というくらい誰も釣れていない。右往左往しているうちに、1ローテ目が終わってしまった。
手前のニジマスを攻略
2ローテ目は時計回りに動き、釣り座は流れ込みに比較的近い場所であった。同じく放流狙いをするがチェイスすらない。このままでは埒が明かないので、手前の個体を狙ってみる。
ただ普通に巻いただけでは反応しないので、予選で試したマジックジャーク風の動きで寄せてから巻く作戦に出てみる。実は予選でこの方法で地の魚の反応が良かったのだ。数投目でルアーが浮上した瞬間にヒット。何とか1匹目を釣ることができた。
あと一歩届かず
最終ローテはアウトレット付近で、水深もそこそこある場所であった。今まで釣ってきた引き出しをフルに出して攻めていくも、ヒットしたがバラしてしまい、決勝戦は1匹のみで終了となってしまった。
最終結果が表彰式で発表となった。結果は6位タイであった。昨年の予選落ちから比べると随分順位が上がった。まだまだ課題は残るが、エリアトラウトでも表彰台が見えてきたことが嬉しい。
入賞者の皆さん(提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)大会後も釣りを楽しめた
大会終了後は池全体が解放となり、投げたくてウズウズしていたスプーンやミノーでアフターフィッシングを釣友らと楽しんだ。次回は4月に行われる大会に参加予定である。それまでの期間に、もっと釣れるように腕を磨きたい。
アフターフィッシングも十分に楽しめた(提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)
<福岡崇史/TSURINEWSライター>
千早川マス釣り場


