解禁日の芦ノ湖でニジマス入れ掛かりを堪能【神奈川】陸っぱりルアー釣りで挑戦!

解禁日の芦ノ湖でニジマス入れ掛かりを堪能【神奈川】陸っぱりルアー釣りで挑戦!

3月1日(土)、神奈川県箱根町にある芦ノ湖トラウトが解禁となりました。例年はルアー・フライ限定特別解禁釣大会が開催されるのですが、今年は不開催です。しかし土曜日のうえ寒波の間を縫って19度の快晴という天候に恵まれた解禁日ということもあり、朝からお子さま連れのご家族をはじめ、たくさんの釣り人でにぎわっていました。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・高末里香)

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トラウト ルアー&フライ

芦ノ湖ニジマス釣りが解禁

芦之湖漁協では、解禁前にニジマスやブラウントラウト、イワナが成魚放流されるほか、サクラマスやサツキマス、コーホーサーモン、ヒメマスが稚魚放流されています。これらがワカサギやウグイを飽食して大型化。

解禁日の芦ノ湖でニジマス入れ掛かりを堪能【神奈川】陸っぱりルアー釣りで挑戦!箱根関所(提供:週刊つりニュース週刊つりニュース関東版APC・高末里香)

昨年の大会実績

ちなみに昨年の大会優勝は、レインボートラウト75.2cm(7.78kg)、ブラウントラウト58cm(2.88kg)、サクラマス44.5cm(1.1kg)、イワナ45.7cm(1.08kg)、オオクチバス58.7cm(3.89kg)という立派な魚が上がっていたようで驚きです。

解禁日の芦ノ湖でニジマス入れ掛かりを堪能【神奈川】陸っぱりルアー釣りで挑戦!使用したルアー(提供:週刊つりニュース週刊つりニュース関東版APC・高末里香)

陸からもボートでも

芦ノ湖ではボートを借りて湖へ出る人、陸から釣りをする人など遊び方は自由。私たちも受け付けを済ませ遊漁承認証を身につけ、箱根湾の岸から釣りをすることに。箱根芦ノ湖遊覧船、箱根関所跡地港から出る船の乗り場の近くにあり、大型船が行き来するたびに水の動きがあるため、魚が釣れやすいポイントのようです。

毎年お世話になっている山木商店の山木一人さんから「朝からずっと入れ食いだよ。投げて巻いてたら誰でも釣れるよ!」と嬉しい状況を聞き、期待を胸に釣りを開始。

 

 

ニジマス連発

最初に選んだのはナチュラルなカーキ色のスプーン。こちらをセッティングし、第1投目、中層~底まで落とし、ゆっくり巻いてくるとアタリはなかったものの、目の前まで魚が追ってきているのが見えました。

2投目は先ほどより少しだけ巻きスピードを早くしていると、ココンッとヒット。ニジマスが釣れました。

解禁日の芦ノ湖でニジマス入れ掛かりを堪能【神奈川】陸っぱりルアー釣りで挑戦!次々とヒットした(提供:週刊つりニュース週刊つりニュース関東版APC・高末里香)

3投目は先ほどと同じようなスピードで巻くと、またもヒット。今度はブラウントラウト。

その後はカラーを変えても、ルアーをミノーに替えても、投げて巻けば釣れるという爆釣モード。同行していた石坂衣里さんは体高のあるぽっちゃりとしたニジマスをキャッチ。

ほかの方も良型を上げていたり、小学生以下の小さなお子さまも次々に釣り上げており、管理釣り場を上回る釣果に「釣りってこんなに簡単だったっけ」と思うほど(笑)。近くで釣りをしていた学生のグループは、10投のうち何尾釣れるか、というゲームをして競っていました。

人それぞれの楽しみ方

とにかく年代問わず楽しんでいる姿が多く見られ、朝からアタリが絶えず賑やかな芦ノ湖解禁。数釣りを楽しむか、ルアーのサイズを上げて大物を狙うか、陸から投げるのかボートを借りて魚影を求めて探索するのか、人それぞれの楽しみ方ができますね。

解禁日は絶好調のスタートで、3月中はポテンシャル高めの様子が続きそうです。今後暖かくなってくるとまた攻略法も変わってきそうなので、少しタイミングをズラして行くのも楽しそう。

解禁日の芦ノ湖でニジマス入れ掛かりを堪能【神奈川】陸っぱりルアー釣りで挑戦!観光も楽しめる(提供:週刊つりニュース週刊つりニュース関東版APC・高末里香)

芦ノ湖を囲む箱根の山々の向こうには雪化粧をした富士山の山頂を見ることができ、ロケーションも最高。釣り初心者の人も、箱根おでかけスポットのひとつとして行くのもいいですね!

<週刊つりニュース関東版APC・高末里香/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
芦ノ湖
この記事は『週刊つりニュース関東版』2025年4月4日号に掲載された記事を再編集したものになります。