トンボ(ビンナガ)ジギング入門解説 【タックル・ジグ・釣り方・釣れた魚の処理】

トンボ(ビンナガ)ジギング入門解説 【タックル・ジグ・釣り方・釣れた魚の処理】

毎年好不調の波がはっきりしているトンジギ。今年は年明け好調、その後一気にトーンダウンし、このままシーズンが終わるかと思えたが、3月半ばにトンボ(ビンナガ)の大群が接岸。一気にフィーバーにわき返った。シーズンは終盤を迎えるが、今回はトンジギにスポットを当てたい。

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ショア ソルトルアー

処理

ビンナガに限らず、カツオやキハダ、メバチもそうだが、猛スピードで泳ぐため、釣った直後は体に熱を持っている。船長が処理してくれる船が多いが、アングラー自身が絞めてエラワタ抜きまで行わなければいけない船もある。

トンボ(ビンナガ)ジギング入門解説 【タックル・ジグ・釣り方・釣れた魚の処理】複数安打もザラ(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

釣ってすぐに絞めてエラを切って放血した後、肛門からナイフを入れ腸と肛門を切断。その後、エラを引き抜くと同時にワタも一気に抜く。慣れないと難しいが、失敗したらエラから手を突っ込み、ワタを引き抜けばいい。

青物やマダイに比べて出血がかなり多いため、しっかり海水で洗い流してから海水氷に沈めて全体をキンキンに冷やす。

アフターフィッシング

市場価値は低くてもマグロはマグロ。その味は絶品だ。ただし、2〜3日寝かせてからさばいた方が、身の甘みが増す。

トンボ(ビンナガ)ジギング入門解説 【タックル・ジグ・釣り方・釣れた魚の処理】トンジギへ出船(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

ヘタにさばいてから寝かせるよりも、クーラーのドレーン(水抜き栓)を抜いて水びたしにならないようにし、丸ごと氷温で寝かせた方がいい。氷の補充は忘れないようにしたい。

<週刊つりニュース中部版 編集部/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2025年4月4日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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