東京湾の代表的な釣り物のひとつで、ゲーム性の高さから人気のシーバス。周年狙えるが、冬は沖に固まり釣りやすくなる。1月23日(水)深川木場の吉野屋から取材した。
ゲストも含めた最終釣果は?
アタリが1投で1回以上あることが多く、終始、誰かがアワセを入れており、最初から最後まで笑顔が絶えなかった。
釣果は68cmを頭に23~44尾。
ゲストには35cm前後のマアジやクロダイ、カサゴ。
竿頭の由利さんはフロントが段差でリアがトレブルフックのセッティングで普段から挑んでいる。
トレブルフックはフッキングに持ち込みやすい。アタリが多くてもフッキングしにくいこのは有効だった。ジグ選びも当然のことながら、ハリの形状や本数、アシストラインの長さなども大切。
ジグに対して長すぎるとフックとラインが絡み、通称〝エビ〟になったり手返しが悪くなったりするのでバランスが取れた物を選ぼう。
また、フォール中は親指で軽くテンションをかけて落とすとアタリが取りやすく、バックラッシュになりにくい。
今回は全員がそれで落とし込んでいた。フォールのアタリが取れれば誰でも楽しめる。
船長のコメント
最近まで澄み潮でしたが、西から濁りが入って、障害物の奥からシーバスが出てくるようになりました。産卵が終わった個体も姿を見せるようになりました。
反応が広範囲で見られるので今後も期待できそうです。
ジグのカラーは当たりを見つけるとハマることがあります。濁りなら派手なものが有効ですよ。
<週刊つりニュース関東版 四家匠/TSURINEWS編>
▼この船について
吉野屋
エリア:東京湾エリア
出船港:深川木場港