真冬の北陸車中泊釣行にポータブル電源(ポタ電)や暖房機材を一切持参せず挑戦。厳寒期対応寝袋【Hygge Sleep Deluxe(2024年モデル)】1つで快適に過ごし、この時期、寒さで行きたくても行けなかった富山湾のヤリ・スルメイカ釣行を満喫した様子をお伝えしよう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・荒木清)
寝袋一つで冬の車中泊釣行に挑戦
1月25日の昼過ぎに自宅を出発。7時間近くかけて、雪や雨が時折降る中、富山県射水市に向け、車を走らせた。

今回のターゲットは、これからが本格シーズンとなる「富山湾のヤリ・スルメイカ」。
こういった遠征釣行は、移動がとにかく長時間でかつ長距離なのが難点。疲労や事故のリスクなどを考えると、日帰りではなかなか行けず、宿泊を選択する人も多いだろう。しかし、釣り具にお金を使いたいから、宿泊は出来る限り車中泊で節約したい。
そこで今回使ったのが、前述したHygge Sleep Deluxe(2024年モデル)。ポータブル電源や暖房機材をそろえると、確実に10万円を超える出費となるが、この寝袋は、限界使用温度が-16℃であるため、厳冬期の車中泊釣行でもポタ電や暖房機材が必要なくなる。
ポータブル電源や暖房機材の購入資金を抑えられるので、結果として7万円以上もお得に冬の車中泊釣行を快適に満喫することができるのだ。

外気温2℃で車中泊
射水市には深夜に到着。空は雲がかかり、気温は2℃。結構な厚着をしていたが、車から出ると、体に突き刺さるような寒さだ。もちろん周りには人は歩いておらず、とても静かだった。
早速、今回の寝袋【Hygge Sleep Deluxe(2024年モデル)】をセット。同行者のZさんとはやCさんに協力してもらい、寝てもらった。
寝袋を車にひいてみると、軽自動車では前の座席を前方に移動して横になるとピッタリ。寝袋のファスナーを開けてイン。すると、Zさん「かなり暖かいよ!居心地が良い」とのこと。

自分も入ってみると、ふわふわで触り心地が良く、フィット感も最高。下に敷いている専用マットもちょうど良い硬さだ。
このマットは自動膨張式なので、4cmほどになり、付属のポンプで空気を入れると6cmほどになる。この厚さだと、シートの隙間や段差を感じず、フラットになるので、寝心地の向上に驚いた。
寝袋に入るだけでも暖かいが、フードをかぶり、付属のフラフィーフリースを付けると、より冷気がシャットアウトされ、暖かさが増す。
はやCさんは「これは良い。暖房付けてないですよ、暑いくらいです。汗かきました(笑)」とのこと。凍えるような寒さになる車内でもこの寝袋【Hygge Sleep Deluxe(2024年モデル)】に入れば、寒さ知らずで快適に起床できるだろう。
足元まで広々
首元から足元にかけて幅が狭くなるマミー型の寝袋を使用すると、寝袋内で体を動かせず、窮屈でストレスを感じる人が多い。
その点、Hygge Sleep Deluxe(2024年モデル)は首元から足先までずっと幅85cmと広々しており、足も自由に動かせ、寝返りも快適に打てるのがとてもノンストレスだ。

「枕」問題も解決
寝袋を使用するときに問題となるのが「枕」。キャンプや車中泊などでは、持参した着替えやタオルなどを枕代わりにする人も多いだろう。この時の悩みは、枕にしていた着替えなどが、朝にはズレてどこかにいってしまっていることだ。
Hygge Sleep Deluxe(2024年モデル)の頭部には、着替えなどを枕に早変わりさせる「枕入れ」が付いているので、枕がなくなることもない。これで枕の問題も解決だ。

まるでベッドで寝ているような感覚
Zさん、はやCさんにも使用してもらったが、寝袋本体のサラサラで優しい肌触りとふわふわしたフラフィーフリースの組み合わせで車の中であってもリラックスでき、家のベッドでくつろいでいるような感覚になったとのこと。
外気温2℃であっても首元から冷気をシャットアウトしてくれるため、暖房機材を使用しなくても、寒さを全く感じることなく深い眠りにつくことができた。