本州最南端の和歌山県串本、黒潮の影響で冬でも水温が高いこの地域。今回はバーサタイルロッドを使用したシーズン終盤のメッキゲームに想定外のゲストフィッシュをキャッチした様子をお伝えしたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・稲垣順也)
2日目:メッキの活性は変わらず
次に釣行したのは1月15日。朝マヅメは前回キャッチしたヒラメをメインに狙うも不発。
前回の経験から今回は小型ネットを携行して釣り歩く。メッキは相変わらずポツポツ飽きない程度にキャッチできるが、サイズが下がっているため、小河川の河口へ移動した。
85cmのヒラスズキをキャッチ
ルアーローテーションしながら探るが反応はないため、足で探っていく。すると、またしてもDD8(2.5インチ)のダートアクションに大物がヒット。重量感からヒラメかと思ったが、水面に浮上したのはまさかのヒラスズキ。
遠目に見て80cmは超えているランカーサイズ。さすがに想定外だったが、「ラインブレイクするよりはフックアウトの方がマシ」と考え、慎重にファイトする。
何度も大迫力のエラ洗いを繰り返したが、こういう時に限ってバレないものだ。長時間にわたるファイトの末、ネットを使ってランディングに成功。キャッチしたのは85cmのランカーヒラスズキだった。
ランカーサイズのヒラスズキ(提供:TSURINEWSライター・稲垣順也)釣果レシピ紹介
今回キャッチしたヒラメとメッキは刺身でいただいた。
メッキの姿造り(提供:TSURINEWSライター・稲垣順也)メッキ(30cm超)は食べごたえがあり、梅肉を添えるとクセになる味わい。
ヒラメは刺身のほか、昆布締めやムニエルでも絶品だった。
メッキとヒラメの刺身(提供:TSURINEWSライター・稲垣順也)25cmクラスのメッキは干物にしてみたところ、旨味が凝縮されてご飯がすすむ一品となった。
メッキの干物(提供:TSURINEWSライター・稲垣順也)オカッパリの注意点
近年のアウトドアブームにより、釣り人口が増え、マナー問題で立入禁止になる漁港が増えている。
駐車場所の考慮、ゴミや騒音への配慮はもちろん、地元の方への挨拶を心がけたい。釣り人の印象を良くすることが、今後も釣りを楽しめる環境を守ることにつながると考えている。
<稲垣順也/TSURINEWSライター>




