寒い時期にカヤックフィッシングに行く際、誰もが頭を悩ませるのがウェア類の防寒対策。今回は、足漕ぎカヤック『ホビー・アウトバック』に乗る筆者のコーディネートを紹介します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・福永正博)
カイロに保温ボトルも
最後に、ウェア以外の寒さ対策もご紹介しましょう。
使い捨てカイロ
魚を蘇生してリリースしたり、血抜きをしたりする際は手が濡れてしまうことがあります。そんなときに冷えてしまった手を温めるには、やはりカイロがあると全然ちがいます。上着のポケットに入れておきましょう。
ただし、足先を温めようとして靴底に入れるタイプを使うのはNGです。足漕ぎカヤックの場合、ペダルを漕ぐのに邪魔なだけでなく袋が擦り切れて破けてしまい、とても面倒なことになってしまいます。
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保温ボトルと暖かい飲み物
カヤック出艇前に自販機でホットドリンクを買っても、30分もすれば冷たくなってしまうのが秋冬の時期。
温かいコーヒーやスープなどを入れた保温ボトル(水筒)を持参すれば、カヤックの上でホッと一息つくことができます。熱湯を持ちこんでカップラーメンなども最高です。
砂漠の中のオアシスのように、寒いカヤックの上での温かい飲み物は身に染みるほどのありがたさを感じますよ。ただ、波に揺られて火傷しないように注意してくださいね。
冬もカヤックフィッシングへ!
今回はウェア類を中心にご紹介しましたが、せっかくそろえたウェアも使わなければ意味がありません。まずは寒くてもカヤックフィッシングに出かけることが大事。
「今日は寒いからやめておこう」と布団の中でゴロゴロして後悔するより、しっかり防寒対策してカヤックフィッシングに出かけてみてください。記憶に残る熱い1日が待っているかもしれませんよ!
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<福永正博/TSURINEWSライター>