本日1月17日から3日間の日程で開催されている『釣りフェス2025 in 横浜』。TSURINEWSスタッフが注目ブース「テイルウォーク」に突撃。【実際に来て見て触ってもらいたい展示アイテム】を担当者に3点選んでもらい、説明してもらった。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWS編集部・小菊)
2. DURIZE(デュライズ)
2つめに紹介いただいたのが、新たに開発されたスピニングリール『DURIZE(デュライズ)』だ。2000番〜3500番までの全8機種が新発売。
釣り物としては、バスやライトゲーム、ショアジギング辺りをカバーするラインナップとなっている。
アルミダイキャストボディ
注目すべき点は、アルミダイキャストボディが採用されている点。これにより、剛性が高まりたわみが減少したことで巻き取りロスがなくなり、リーリング性能がアップしている。
また、ボディが硬くなったことで手感度も向上しているとのこと。遠投した先でもルアーの泳ぎを感じられる感度により、ゲームの精度が高まることは間違いないだろう。
高い耐久性
もう一つ面白い話をしてもらえた。リールの開発中に耐久性をチェックすべく、東京湾シーバスガイドの船長に毎日のように同機種を海上で使用してもらったとのこと。
すると、壊れなかったのはもちろんのこと、巻き心地やドラグ性能が購入直後からほとんど変わらないという検証結果が出たのだ。
手に入れたらぜひ使い倒して釣りを楽しんでもらいたいという、メーカーの思いが詰まった製品となっている。
3. YUMMY JIG TG SLENDER
最後に紹介いただいたのが、種村さん自身が開発にかかわったSLJ用メタルジグ『YUMMY JIG TG SLENDER』だ。
圧倒的な細さ
一目見てわかるのが、その細さ。いや、本当に細い。雑な言い方だが、実際に見てもらえば一目瞭然の細さなのだ。ターゲットが小魚を偏食している状況を想定して開発されたとのことで、納得のシルエットだ。
使い方
既存の『ヤミージグTG』は巻きでの使用を想定しているのに対し、こちらの『YUMMY JIG TG SLENDER』は「動かして釣る」をコンセプトにしている。
細いボディ形状ゆえの「動かした時の抜け感の良さ」は相当なものだろう。ちなみに、ただ巻きではお尻を振りながら泳いでくれるとのことで、ジャーク専用と言うわけでもなさそうだ。
注目のカラー
カラーは9種類のラインナップとなっているが、目を引くのがマット系2カラーだろう。実は、エビやイソメ類を食べているマダイをメインターゲットとして開発したカラーとのこと。
テスト釣行では、マダイだけでなくヒラメやマハタなども釣れた上に、船長から「そのカラーが欲しかった」とのお墨付きも。なかなか手を出しづらいカラーかもしれないが、こちらもぜひブースで自身の目でチェックしてもらいたい。
スタッフとのコミュニケーションも
今回ご対応いただいた種村さんをはじめ、テイルウォークブースには様々なスタッフが常駐している。
アイテムを見るだけでなく、ぜひコミュニケーションをとって開発秘話やここだけの話を聞き出してもらいたい。それもイベントの楽しみ方の一つだ。
<小菊洋輔/TSURINEWS編集部>