真冬の遊漁船で1万円以上する幻の高級魚シロアマダイ、市場にほとんど出回らない希少魚クログチ、脂が乗り切った寒ブリが次々と上がっている。新年早々、1月5日に和歌山紀北のMCLに乗船した。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター夕日とぼうず)
良型シロアマダイ浮上!
青物は11:00に終え、シロアマダイポイントへ大移動。水深45mの砂泥地。専用仕掛けにアオイソメとホタルイカをセットし、テンビンが絡まないよう慎重に投入する。
オモリで底を2~3回叩き、巻き上げた砂泥でシロアマダイを誘い出す。この動きでエサを見つけた個体が喰ってくるという。反応がない場合は、ゆっくり誘い上げて再び落とす動作を繰り返す。クログチと似た要領だ。ちなみに、筆者は青物をノマセで通したため、クログチからこの日最後まで、柔らかい落とし込みロッド1本で通した。
12時51分、仕掛けを下ろしている最中に待望のアタリ。竿が小刻みに震え、フッキングせず巻き合わせると、時折ドラグが滑る手応えが。釣り上げたのは今シーズンではかなりの良型、42.5cmのシロアマダイだった。この後に2匹を追加し、15時の納竿を迎えた。
最終釣果
筆者の釣果はクログチ1匹、メジロ2匹、ヒラメ1匹、シロアマダイ3匹。船全体では90cm近い寒ブリやホウボウ、イトヨリなども上がり、大満足の釣行となった。
シロアマダイやクログチは冬シーズン中も釣れ続ける見込みとのこと。次の釣行が楽しみで仕方がない。
実釣動画
<夕日とぼうず/TSURINEWSライター>