釣具店には、来店者が釣り上げた自慢の魚や高級魚が持ち込まれることがよくある。その中でも「これには驚いた!」とスタッフが思わず声を上げた魚をランキング形式でご紹介する。釣具のポイントの156人のスタッフにアンケートを実施し、2024年の1年間で最も驚いた魚とその理由をまとめた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・大須賀陽士)
釣魚を釣具屋に持ち込む
来店者が自分の釣果を釣具店に持ち込むのは、「スタッフに自慢したい」「釣り方や仕掛けのアドバイスを聞きたい」「次の釣りのアイデアを得たい」など、さまざまな目的がある。
持ち込まれる魚は、そのサイズや種類、希少価値、釣り方によってスタッフを驚かせることも多い。釣具店は釣り人同士が交流する場でもあり、魚を持ち込むことでスタッフとお客様の間に会話が生まれる。今年は特に印象的な青物や高級魚が多く話題を集めたようだ。
釣具のポイントとは
全国展開している「釣具のポイント」は、九州を中心に広がる日本有数の釣具チェーン店。初心者には丁寧に釣りの基礎を伝え、上級者には挑戦心を刺激するアイデアを提案してくれる。
さらに、地元に密着した釣果情報やリールのメンテナンスなど、釣りを楽しむためのサービスも充実。初心者から上級者まで、どの釣り人にとっても頼れる存在だ。
そんな釣具のポイントスタッフも驚いてしまうような持ち込み釣果とはどのような魚なのか、非常に興味深い。
釣具店員も驚いた持ち込み釣果とは
アンケートはオンライン形式で実施し、以下の要領で回答を収集した。その結果、釣具のポイントスタッフが驚嘆した来店者の釣果とは何だったのか、さっそく紐解いてみよう。
・質問:今年1年間でお客様が持ち込んだ釣果の中で、最も驚いた魚は何ですか?また、その理由を教えてください。
・対象:釣具のポイント全店舗のスタッフ
・有効回答数:157件(重複あり)
第5位:マダイ、ブリ、シーバス、アオリイカ(7人)
第5位はマダイ、ブリ、シーバス、アオリイカが同点の票を集める混戦となった。ここからはそれぞれの魚種において、どのような点に驚いたのかをまとめていく。
マダイの釣果で驚いた理由
鮮やかな赤色と美しいフォルムで、多くの釣り人の憧れとなる高級魚のマダイ。持ち込み時のストーリーにも感動の声が寄せられた。
・初めての船釣りで84cmの大型マダイを釣り上げていた
・応対したお客様のシーズン最後の出船(テンヤ釣り)での釣果だったから
・ファミリーで初めて船釣りで初挑戦してマダイを釣り上げていたから
ブリの釣果で驚いた理由
丸々と太った迫力満点の姿が釣り人を惹きつける大型青物のブリ。スタッフが驚いた理由もサイズ感に関する意見が多く寄せられた。
・ショアジギングで91.5cmの大物だったから
・メジャー(120cm)を超えるサイズだった
・今まで見た中で最大サイズのブリだったから
シーバスの釣果で驚いた理由
ソルトルアーフィッシングの代表格・シーバス。熱いファイトが魅力のターゲットだが、今回は特に印象的な大型サイズの持ち込みが注目を集めた。
・メーター超えのサイズだったから
・110cmという信じられない大きさのシーバスだった
アオリイカの釣果で驚いた理由
エギングやティップランで狙えるアオリイカは、秋口から数釣りを楽しめる人気ターゲット。今回はショアからの釣行で、数・型ともに驚きの釣果が持ち込まれた模様だ。
・ショアから1晩で良型を17匹釣った
・岸から3kg超えのイカを釣った
・5.4kgの超大型サイズだった
第4位:ヒラメ(9人)
高級魚として名高い大型サイズのヒラメは第4位にランクイン。その見事な体色や状態の良さで注目を集めた。釣果の背景にも驚きの声が寄せられた。
ヒラメの釣果で驚いた理由
・カゴ釣りでヒラメを釣っていたから
・サーフで70cmの座布団級ヒラメが持ち込まれた
・お店の常連さんが初めてのヒラメ釣りで良型を達成していたから
・座布団クラスを片手で軽々と持ち上げていたから