北九州の湾内エリアでメバリング釣行に出かけた。表層付近をプラグで狙うとアタリが続出した模様をレポートしよう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・檜垣修平)
北風に泣かされる冬
毎年のことながら、北九州の冬は北風がキツイ。北西だと尚更で、釣りをする場所の選択肢がかなり減ってしまう。この風だと門司の東側ならまだやれんこともないが、平日の仕事終わりに行くにはしんどい距離だ。サイズは期待できないが湾内の風裏のポイントを探索してみることにした。
・タックル
メガバス 礁楽510-ULS(ジグヘッド用エステルラインセッティング)
TULALA Groovy70S(プラグ用PEセッティング)
ワームに反応なし
12/3中潮、20:30過ぎに釣り場に到着。久々にくるゴロタエリアに来てみた。まったく情報が無いので、オーソドックスにジグヘッド+ワームで探っていく。歩きながら打っていくが、ショートバイトが一度あったのみ。シーズン初期の段階で海藻はまだ産毛程度、やはりまだここのポイントは早いか?水面も特にライズ等は出ていない。試しにプラグを放ってみると、バイトがあった。これはもしや表層パターンだろうか。
表層付近のプラグに好反応
ジグヘッドワームに反応が薄かったが、プラグに反応が出たので漂う系のプラグをデッドスローで引いてみると嘘のようにアタリが出るようになった。
SMITHのシラスミノーリップレスSPは表層付近を超スローに引けてこういう時に重宝する。その後もプラグには反応が良く、1キャストに1度はアタリが出続けた。ジグヘッドワームの場合だとおそらく0.3gのジグヘッドじゃないと引けないレンジだが、プラグなら飛距離も出しつつよりスローに引ける。
完全なトップレンジではないが、ほぼ水面に近い位置が今日のお気に入り捕食ゾーンらしい。
ポンプリトリーブも有効
ある程度シラスミノーを引き倒して、スレてきたのでルアーチェンジ。メバルプラグでは定番のリッジ35F。ただ巻きでも釣れるが、竿でブルブル…とサビいて止めるのを繰り返すポンプリトリーブもメバルに有効だ。浮き上がってくる時や、動かし始めた瞬間にバイトが出る事が多い。
波の穏やかな場所での近距離戦ではかなり強いルアー。そうこうしていると22:00になり、潮止まりの為か急にバイトが無くなった。メバルは潮にうるさい魚だ。こうなると粘ってもあまりいい事は無い。明日も平日なのでここいらで納竿とした。風裏でちょっと遊ぶには十分な釣行だった。
<檜垣修平/TSURINEWSライター>