晩秋から冬にかけて、釣り人にとって熱いターゲットとなるヒラメとマゴチ。シャローなサーフエリアでのキャスティング釣行は、自然との駆け引きを楽しむ格好の舞台です。今回の釣行では、高砂市のサーフエリアに挑み、ヒラメ40cmとマゴチ43cmをキャッチ。初心者にもおすすめの装備や釣法を交えながら、その楽しさと奥深さをお届けします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・丸山明)
マゴチを手中
何回かのアタリが取れずですが、次はマゴチです。鯰みたいなのが良く引き、フラッター2匹目。
マゴチをキャッチ(提供:TSURINEWSライター・丸山明)そして、次はもう少し大きい。グングン引き、ドラグが音を出していきます。4000番のリールなら力不足はなく頑張れるのですが、残念なフックアウト。アワセが足りていないようです。PE1.0号を意識して緩めのドラグも原因のひとつでしょう。強く引いた時にジリッと出るくらいの調整がベストですが、失敗です。
それくらいから、潮が止まりアタリが遠のき、おまけに北風が強くボートを流し、底を取っても流れるスピードが速く喰わしきれなく、風はこの後強くなる予報でしたので、納竿しました。
最終釣果
結果、手中にできたのは、ヒラメ40cm、マゴチ43cmで、小さいと言わずにうれしい釣果です。
修行中にしては上々です。型ものをばらしましたが、アタリもそれなりに出ていましたので、やっていることに大きな間違いはなさそうです。
しかしながら、アワセ方には課題が残りました。活きエサ釣りにヒラメ40という言葉がありますが、ルアーはヒラメの硬い口、マゴチはもっと硬い口にフッキングさせるシャープなアワセができていないと反省しています。ジギングとは違うシャープさが必須のようです。
ドラグ調整も含めて、学習が必要な本日の釣行でした。
当日の釣果(提供:TSURINEWSライター・丸山明)ヒラメもマゴチも美味
ヒラメもマゴチもとにかくきれいな白身で、刺身にするとそれはそれは上品な味です。寿しだねにすれば、いくらでも食べられそうで、マダイやヒラメの舞い踊りと歌にあるような豊かな美味しさを楽しめます。釣るのが難しいながらも釣らなきゃ食べられないので、ヒラメ修行は続けます。
砂地を探っていきながらガツンとアタリが出て、重みのある引きは、このサイズでもワクワクします。釣るためのノウハウ作り、狙いの潮とヒラメの居場所、そしてソフトルアーの動かし方、勉強です。
また、使う人の少ないスプーンで喰わすのも探究心でしょうから、寒ヒラメのシーズン、寒い朝にもってこいの近場の狙いものです。
<丸山明/TSURINEWSライター>




