「第2回入門者のためのライトアジスクールin太田屋」開催リポート　船中でアジやサバ続々

船釣り エサ釣り

出船

出船すると普段の東京湾とは違い、波は高く風も強かった。予報が悪かっただけに、筆者は普段は飲まない酔い止め薬を服用しておいて良かったと感じた。しかし、中には酔い止めを飲んだにも関わらず、船酔いする人も出始めてしまい複雑な心境に……。およそ40分の航程でポイントに到着した。

開始早々サバが釣れる

ポイントに到着すると、船長から「タナは2m」との指示があり、参加者は一斉に仕掛けを投入。しばらくすると、左舷側が賑やかになってきたので様子を見に行くとサバが上がった。しかし右舷側の方とのオマツリによるもので、筆者（右舷）の左隣の釣り座の倉橋さんのハリに掛かっていたようだ。

倉橋さんはアジ釣りは初めてで、船釣りも久しぶり。今回は先輩の知人の紹介で一緒にこの釣り教室に申し込んだとのことで、筆者もとても嬉しかった。

その直後に松本（JOFI東京メンバー）さんもサバをキャッチ！松本さんは、その後さらにアジを連発するシーンもあった。

本命のアジを手中

右舷トモの釣り座についた渡邉さん親子（和正さんと志保ちゃん7才）は当船宿のHPを見て釣り教室に参加。まずは和正さんがアジをキャッチ！普段はシーバス釣りやカワハギなどの釣りにも行かれるようで、経験豊富なだけに手慣れた雰囲気で取り込まれていた。志保ちゃんの活躍は後述しよう。

左舷側では、普段バチコンでのアジ釣りをしているが、LTアジは初めてという片貝さんも本命をキャッチ。

さらに左舷の様子を見に行くと、釣り自体が初心者だという大ドモの久郷さんが第1投目の投入で本命をキャッチしたとのことだった。その後、外道のシロギスもゲット！

その隣ではフライフィッシングの達人、鈴木会長が本命を釣り上げていた。普段はキャッチアンドリリース派の会長もこの日は「持って帰って食べる」とご満悦だった。

座席に戻ると相馬さんにも本命がヒット！無事に取り込みに成功し、筆者としては一安心。

写真を撮影していると「こちらでも釣れましたよ」と声が掛かったので振り返ると、それまで船酔いでダウンしていた志保ちゃんもお父さんが持ち込んだ電動リールで本命をキャッチしていた（当日はアジ釣り2回目）。

再び相馬さんが本命を追釣し、時合到来かとも思ったが、その後は活性が上がることはなかった。

約3時間で納竿

当日は渋い状況の中、竿頭級の釣果を上げていたのが左舷の村岡さん。

そして同舷では水谷さんも本命をキャッチ。

今回LTアジ釣り初めてという村松さんもきっちり本命を釣り上げていた。実釣は約3時間で11時に納竿となった。

当日の釣果

船長は終日小まめにポイントを移動してくれたが、結局マアジは0～4匹。他にはサバやシロギスが釣れたものの、あまり釣果は伸びなかった。本来のLTアジ釣りはこれほど釣れないことは少ないので、これに懲りずにまたチャレンジしていただきたい。

閉会式（ミルクティ圭介さん）

閉会式では、ミルクティ圭介さんから挨拶があり、「来年は別のターゲットでの釣り教室開催になるかもしれない」との話があった。

開催日程などが確定すれば、各メーカーやJOFI東京のHPに掲載される予定なので、チェックされたい。どんなターゲットになるのか今から楽しみでならない。

コロナ禍では、様々な企業や団体が中止していた釣り教室も徐々に復活してきた。気軽に参加できてお得な釣り教室に、ぜひ参加してみてはいかがだろうか。きっと満足のいく釣行になるはずだ。

＜藤倉聡／TSURINEWSライター＞