全面解禁となった外房大原のヒラメが熱い。そこで「ヒラメに初チャレンジしてみたい」と言う娘と11月9日(土)、大原港の大吉丸を訪れた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 APC・大村隆)
肉厚サイズヒット
超浅場でもこまめに移動を繰り返す。ここぞと思うポイントを次々と横流しで探り、ポツリポツリながらもヒラメが取り込まれていく。
そんななか「まったくアタリがないよ」とぼやきながらも竿を手にして待ち続けていた娘の竿がついにグィーと引き込まれた。「アタリがあったので、焦らず待ち続けたよ」と得意満面の笑顔で巻き上げにかかる。
「ゆっくり上げるように」と声をかけながらタモを手にして横に立つ。時折グッグィーと強烈な引き込みがあり、良型の期待がかかる。やがて肉厚な納得サイズのヒラメが海面にゆったりと姿を現した。
良型マゴチも登場
娘はあわてることもなく竿を操作し、魚の頭をタモへ向けるとすんなりと滑り込ませた。
ここでホッと肩の力を抜き「ヒラメ釣りって最高、食わせるまでのドキドキ感がたまらない。乗せた時の達成感、力強い引き込みも楽しいね」と微笑む。我が娘ながらも「センスが抜群にいい」と満足してシャッターを切った。
その後の流しではヒラメのみならず良型マゴチをも手中にしたのだから、ますます沖釣りにのめり込みそうだ。親父としても嬉しい悲鳴で、次の沖釣り釣行が楽しみだ。
やがて11時を迎えると「この流しで上がりましょう」のアナウンスで納竿となった。
船中の釣果は、0.6~2.5kgのヒラメ0~5尾。ゲストにマゴチ、カサゴが顔を見せた。娘がヒラメデビューを良型で飾り、大満足な釣行となった。
<週刊つりニュース関東版 APC・大村隆/TSURINEWS編>