常磐地方のサーフゲームが最盛期を迎えている。しばらく続いた高波がやっと静まった11月7日（木）の早朝、高萩市の赤浜海岸へ向かった。
（アイキャッチ画像提供：週刊つりニュース関東版・上谷泰久）
TSURINEWS編集部
赤浜海岸でサーフジギング釣行
薄っすら明るくなり始めたころ砂浜に下りてサーフジギングフィッシングスタート。北風が強く、まだ少し波は高め。それでも濁りは取れた感じ。迷わず40gのジグを投げる。
当日のタックル（提供：週刊つりニュース関東版・上谷泰久）
遠投せず、50m圏内を引き波に乗せて中速で巻き取っていく。強風のためか広いサーフに釣り人は私だけ。
赤浜海岸周辺略図（提供：週刊つりニュース関東版・上谷泰久）早々に40cmヒラメゲット
少しずつ移動しながらローラーして探っていくとヒット。掛かった直後だけ激しくファイトしたが、そのあとは力なく波打ち際まで寄ってきた。ソゲだと思ったが、意外とナイスサイズ。早々に40cmをゲット。
写真を撮って同じポイントを狙うと、すぐにショートバイトの連打。巻き取りを速くすると再びヒット。同サイズを連続で計3尾の釣果。最初の1尾だけキープして、ほかはリリースした。
40cmヒラメをキャッチ（提供：週刊つりニュース関東版・上谷泰久）トリヤマ狙い撃ちでシーバスヒット
気がつくと遠目にウミネコが多数飛来し、激しく海面に飛び込んでいる。とてもルアーが届く距離ではないので、注意して様子を見ながらショアラインの魚を狙うが、さっきまでの気配はなくなりアタリが遠のく。
するとウミネコのトリヤマが接近してきた。「急げ」と砂を蹴散らしながら全速で走って追い、ポイントめがけてジグを放り込むと一撃でヒット。
「なんだ？イナダではないか？」。波間から激しくジャンプしたのはシーバス。食の点ではもっとも嬉しい中型サイズ。
写真を撮って次を狙うとすでにトリヤマは沖へ。砂浜に打ち上げられた流木に腰掛け、トリヤマの行方を見守っていると再びショアへ接近。
チャンスを逃さず狙い撃ち。またも一発で食ってきた。砂浜にずり上げ、フックを外して次を狙い、2尾連続キャッチ。
シーバス計6匹
次のチャンスが来る前にナブラ攻略に適したジグ25gにチェンジ。待つこと5分、三度チャンス到来。
今度は正確にキャストが決まり、手返しよく3尾。35～45cmシーバスを計6尾で満足して終了した。
トリヤマを狙ってシーバス手中（提供：週刊つりニュース関東版・上谷泰久）この辺りのサーフは北東の風が吹くと海は荒れるが、ベイトが寄ってくる確率が上がるのでチャンス。
完全に高波になってしまうと危険で水も濁るので、釣行は避けたほうが無難だが、その前後のタイミングがチャンス。シーズン本番なので、夢の座布団ヒラメを狙ってみたい。
夜明けの赤浜海岸（提供：週刊つりニュース関東版・上谷泰久）
＜週刊つりニュース関東版・上谷泰久／TSURINEWS編＞
赤浜海岸
