筆者は釣りだけでなく、道具を作るのも大好きです。特に身近なもので釣り道具を制作するのが得意。前の記事では空き缶を使ったルアー制作について解説しましたが、今回は他の材料を使ったルアーについて解説しようと思います。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター泉陽登)
鉛筆ルアー
元々は子供のころ、管理釣り場でプラグ系のルアーが高くて買えない時に作ったもの。画像は実際に子供のころに作った(探したら出てきた)ルアー。アイが大きく、マッキーで申し訳程度に塗り、木片のリップといかにも手作り感満載といったもの。
実績多数
しかし、出来栄えはともかく性能は市販のプラグに負けず劣らずの泳ぎを披露。それゆえ、トラウト、バス、ギル、ニゴイなど数々の実績を出しています。特に管理釣り場での夕方のライズ等が活発になる時に大活躍してくれました。
作り方
作り方も非常にシンプルで、ヒートンを打ち込んで、リップを刺し込み、ニスを塗るだけ。ペンシルベイトのような形の場合はもっと簡単です。素材である鉛筆はバルサに比べて重いため、オモリを仕込む必要もありません。引き出しの中や机に短くなった鉛筆が家にある人は、すぐに作ることが出来ます。色んな場所で役立つと思うので、是非とも作ってみてほしいです。
ストローエビ
ブルーギルやバスといった魚を釣るために作ったものです。このストローエビの作り方は、色々な方がYouTubeなどで作り方を公開しています。自分はルアーの当たりの練習でよく使っていました。
ブルーギルがよく釣れる
ブルーギルを良く釣っていた記憶が懐かしいです。海だと根魚などに効果があると思います。家族で外食をする際、提供された飲み物についているストローを夢中でかき集めていた思い出があります。今のファストフードなどは紙のストローが多いため、持ち帰ってルアーを作るということがめっきり少なくなくなりましたね。子供のころは夢中でストローを集めてルアーを作っていたのに。
クリップスプーン
一番作るのが簡単なルアーです。クリップに板オモリを巻き付けて、少し湾曲に曲げる。これだけでスプーンとして機能を果たしてくれるルアーに大変身してくれます。
管理釣り場で活躍
これも子供時代に、管理釣り場でルアーが足りない時に作っていたもの。動き自体は作り具合によって様々ですが、トラウトやバスなどの魚種で実績を出しています。スプレーやエアブラシなどの本格的な着色作業をせずとも、マッキーやコピック等で色塗りを行うこともできます。手軽に作れるので是非とも作ってみてほしいです。
100均ショップは材料の宝庫
100均ショップが近くにある人は分かると思いますが、安く手に入る素材はまだまだあります。毛糸やビーズ、安全ピンなど、ルアー制作をするために必要なものがたくさん手に入ります。
代表的なルアーであるスピナーも、100均ショップの材料で制作することが可能。発想によっては新しいルアーが作れるかも?是非とも作ってみてほしいです。
<泉陽登/TSURINEWSライター>