鬼掛フィールドスタッフの髙野光彦さんが、デザインと機能を一新した9月発売の「鬼掛ライフジャケット」と、10月中旬に発売予定の「底攻めチヌ イエロー」を携えて、長崎県佐世保市大潟町の地磯でチヌを狙った。この新しいアイテムを駆使して、秋の磯釣りに挑む様子をお伝えする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版編集部・防野)
長崎・佐世保の地磯で秋の磯釣り
大潮の影響で狙っていた場所にはまだ上がれず、髙野さんは佐世保市の大潟町から出船している「三平丸」を利用し、まずは矢坪島の磯からスタートした。
仕掛けは別図の通りに組み、生イキくんforPROを使用。撒きエサはオキアミ2角に、底攻め!ズドンやチヌ煙幕、麦黒鯛を混ぜ、海水で仕上げた。
しかし、釣り始めてすぐにエサが小っ葉グロやフグに取られ、釣れるのは小さなグロばかり。「チヌの気配がないな……」と髙野さんは苦笑い。ガン玉を増やしたり、ウキを替えたりしたが、状況は改善せず、むしろエサ取りに良型のアジが増えた状態だった。
瀬替わりで好転
髙野さんは状況を打破すべく、瀬替わりを決断。出船場所にほど近い地磯に渡った。
仕掛けをハリス1.5号に変更し、コーンと撒きエサ用のオキアミを一緒につけて狙ったが、フグの数が多く、潮が湾内に入ってくるため仕掛けが撒きエサに馴染まず苦戦する。
新色チヌバリでヒット
そこで、ガン玉を2Bに追加し、新発売の「底攻めチヌ イエロー」にハリを替えた。オキアミのむき身をエサにし、仕掛けが撒きエサとしっかり馴染むように微調整を加えたところ、見事にヒット。
サオが大きくしなり、浮かび上がってきたのは本命のチヌ。サイズはそれほど大きくないが、銀色の輝きを放つチヌをタモに収め、「少し誘いを入れた瞬間に食ってきました」と髙野さんは語る。