平日の仕事終わりに会社から釣り場へ直行!でも、釣り道具と仕事道具の収納は意外と難しいし、朝の電車通勤時に周囲に変な目で見られたくもない……。そんな釣り好き会社員の方に朗報だ。釣り道具とノートPCなどの仕事道具をまとめて収納できて、ビジネスファッションとの相性も抜群のアイテムを紹介しよう!
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWS編集部)
仕事帰りに釣りに行く
お魚さんにとって人間界の曜日は全く関係ない。そんな魚を狙う釣り好きにとっても「曜日なんか関係ねー!」とはさすがにいかない。言うまでもなくお仕事があるからだ。それでも、なんとかして釣りに行くのが、愛すべき釣りバカたちだ。
魚が釣れるタイミング
仕事の休みと魚が釣りやすいタイミングが合えば、無理して釣りに行く必要はないかもしれない。ところが、現実にはなかなかそうはいかない。
魚が釣れるタイミングは、「潮周り」「潮の満ち引き」「水温」「天候」「ベイトフィッシュ(エサの小魚)の有無」などによって決まってくる。いずれも曜日や時間などに関係なく変動するものばかりだ。
職場から釣り場へ直行
つまり、「魚が釣れるタイミング」に「釣りに行くタイミング」を合わせるしかない。結果、仕事をなんとか早く終わらせて職場から釣り場へ直行する「スーツ釣り」的スタイルが誕生するというわけだ。
ただ、時間だけ合わせればアフターファイブフィッシングが成立するものでもない。釣り道具一式を朝の通勤時から仕事鞄に忍ばせておく必要があるのだ。しかも周囲にバレないようにだ!
PCも入って、ビジネスシーンでも違和感なく使える釣り用バッグ(ケース)を見つけたので紹介しよう。
釣り道具持参で通勤する
まず、釣りに最低限必要な道具は、ロッド(釣り竿)・リール・仕掛けだ。その他に、ライジャケや釣った魚をすくうネット(タモ網)や、夜釣りならライトが必須となる。
そして、ノートPCにタンブラーなど仕事道具が加わる。これら全てを収納するのは意外と大変だ。
電車通勤時の注意点
首都圏の多くの会社員が利用する通勤手段が電車。当然朝の通勤時間帯は混みがちだ。混雑している車内に長いロッドや複数の荷物を持ち込むと、周囲の方に迷惑になるだけでなく、道具の破損などのトラブルにもつながりやすい。できれば一つの手荷物に、可能な限りコンパクトにまとめたいものだ。
また、スーツやビジネスカジュアルなどの通勤ファッションとあまりに違和感が出てしまう事態も避けたいところ。
出社時の注意点
無理やり一つの荷物にまとめたとしても、外から「釣りに行く感」がバレバレだと、周りに仕事を頼みづらくなったりとなにかと不都合だろう。やはりビジネスシーンでの違和感は少ないに越したことはない。
釣り用バッグで通勤する
これらの条件を満たすために、多くの釣り人はコンパクトにしまえる釣具をセレクトし、仕事用鞄になんとか収納する。
ここでひとつ疑問が出てくる。なぜ仕事用鞄でないとダメなのか?釣り用のタックルバッグやケースに仕事道具を入れるパターンがあってもいいのではないか。
PCが入れづらい
理由は複数あるかと思うが、筆者的には2つに絞られると思う。ひとつ目は、「ノートPCを入れづらい」から。PCは衝撃に弱い。緩衝材で囲まれたスペースに固定される必要がある。
釣りのタックルボックスは外側は頑丈だったり緩衝材が入っていたりするが、PCを固定するちょうど良いスペースがないことがほとんどだ。
デザインが合わない
二つ目が、ビジネスファッションとの「デザイン的な相性の悪さ」だ。これには素材なども含まれる。スーツにプラスチック製の箱は合わない。奇抜なカラーリングも合わせにくいし、カジュアルすぎるデザインもやはりマッチしない。
釣り場では問題なくてもビジネスシーンで違和感満載では、仕事帰りの釣行に使いづらいのは当然だ。ただし、これから紹介するテイルウォークの『セミハードマルチキャリーケース』には当てはまらない。