夏休み中、夕立ち予報のない日に釣行を計画した。午前中から行くより効率良く、かつ熱中症も怖いので最も暑い時間を避けての釣行だ。クーラーに水は多めに準備して和歌山県紀北エリアのポイントに向かった。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)
ナイトゲームはエギング
今回のナイトゲームはアジングではなく、早期のアオリイカ調査である。昨年のカメラロールを確認するとこの時期に既に新子サイズのアオリイカが釣れているので、昨年同様にイカの多いポイントへ移動する。
タックルはメバリング用の6.4ftの硬めのロッドにPE0.5号、リーダー1.2号で餌木はツツイカ仕様のナオリーレンジハンター1.8号をセットした。フルキャストして約20秒落とす。これでおおよそ4mは落ちているはずだ。後は2段シャクリとフォールで釣っていく。最初は定番ポイントの水路側の常夜灯ではチェイスすらなく船泊側に移動してクーラーに座りながらシャクっていく。アジングやジグの釣りに比べてのんびりしている。
10投程した所でイカパンチらしきアタリが出た。さぁお出ましとなるか?さらにシャクってフォール時に集中する。そろそろカケアガリ付近に来るので注意して次のシャクリに入った時にグンっという手応え。今季初ヒット!意外と重量感があり上がって来たのは200g程のトンカツサイズだ。盛夏の時期でもこのサイズが狙えるのが和歌山県紀北エリアのいい所である。
和歌山県のように比較的水温の温かい海域ではイカの産卵シーズンが長く続き早生まれと遅生まれの個体が混じりサイズは一定ではない。また南紀エリアだと年中産卵しているという話もあるほどだ。
リリースしてさらにキャスト。今度は藻場の多い場所を重点的に攻める。時折、藻が絡んでくるがそれに触れないレンジを探していくと回収直前にヒット。やはり今年も例年通りイカが多い。すぐにリリースして本日の釣りを終了した。今季も期待できそうと友人に連絡を入れて帰宅した。
<福岡崇史/TSURINEWSライター>