ライトロックゲーム入門!ゴロタと石畳攻略メソッド解説【名古屋港】

ライトロックゲーム入門!ゴロタと石畳攻略メソッド解説【名古屋港】

冬本番に近づくに連れ、陸っぱりの釣りも寒く厳しくなるが、冬だからこそ楽しめる釣りもある。私自身10年ほど前からルアーでクロダイを狙っているが、根魚ばかり釣れることもしばしばあった。そこで本格的に根魚を狙ってみるとお手軽で数が釣れ、25cmを超えるような良型も。これはこれで非常に楽しい癒やしの釣りだ。釣り方も私自身元々バスフィッシングからの転向なので、その延長線の考えで釣りをしている。そこで今回は癒やしのライトロックゲームを私目線で伝えてみたい。

アバター画像 TSURINEWS編集部

ショア ソルトルアー

対象はカサゴにタケノコメバル

私の普段行っている名古屋港周辺でのライトロックゲームは、カサゴやタケノコメバルがメインである。

狙うポイントや攻略方法を熟知していれば、割と簡単に釣れてきてくれる。

ではどのように攻略しているのか。

私自身ナイトゲームが主体なのでそれを前提に話しを進めていきたい。

まずは何よりも知っておかなければいけないのが、釣りの対象魚の生態とその釣り場で根魚が捕食しているであろうベイトを知ること。

根魚は基本的にサイズを問わなければ一年中釣れるが、晩秋~春先にかけてがサイズや数を釣るのには適している。

ポイント選び

根魚ゆえにそこの釣り場に根があることが大前提となる。まずは場所の選び方。

根があるといっても、足元にチョロッとある程度で後は砂地とかではなく、岩礁帯やテトラエリア、敷石エリア、ゴロタでもびっしりと入っているゴロタエリアで、いかにも根掛かりしそうな場所。

さらにブレイクラインのような地形変化があるとより好ましい。

そういったエリアには根魚が身を潜めることができ、なおかつ最も好む甲殻類が潜んでいるからだ。

そして河口域のような潮の流れが速い所や塩分濃度の薄い河川ではなく、緩やかに流れがある漁港や湾奥の方が数も型もそろいやすい。

私が主に狙う場所は、水深3mもないくらいの比較的浅いエリア。

根に水がかぶっていれば、水深がなくても根魚は釣れる。漁港より湾奥の方が水深も浅いので、釣りもしやすいと思う。

ライトロックゲームのロッド

ライトロックゲーム入門!ゴロタと石畳攻略メソッド解説【名古屋港】力のある竿を選ぼう

根魚は25cm前後の大きさでもかなり引く。

そして一気に根に潜ろうとするので、ベリーとバットがしっかりしたロッドを推奨する。

まずこれから始めるという人には、7フィート前後のスピニングタックルでファーストテーパーかレギュラーファーストテーパーがお勧め。

5g以下の軽量ジグヘッドをメインに使うので、それに適応したロッドが必要だ。ライトロック専用機種があればそれを購入するのが一番だが、アジやメバルロッドは数多くあってもカサゴなどの小型根魚ロッド専用機がなく、特にこれというものがないのが現状である。

対象魚がカサゴやタケノコメバルなので、ハードロックカテゴリーの硬いサオでは、バイトがあっても硬すぎて弾いてしまい、メバルロッドのような軟らかいサオでは、ルアーがスタックしてしまう

軟らかすぎず硬すぎずと非常に説明が難しいが、私的にお勧めはバスロッドのLクラスか、クロダイ(チニング)のMLクラスエギングロッドの2~3号対応のロッド、尺メバル対応のロッドがライトロックゲームには使えると思う。

ライトロックのリール&ライン

そこに2500~3000番のスピニングリール。

ラインに関しては細ければ細いほど風の抵抗も少なく、軽量ルアーの動きを損なわないので本来ならPEライン0.3号や0.4号を使いたいが、根ズレが心配なので、0.6号か0.8号を推奨する

リーダーにはフロロカーボン12~16ポンドをおよそ50~80cm

結束は組みやすいノットでいいが、私の場合は道具を使って手早くトリプルサージェンスノットで結束している。

ベイトタックルは?

ベイトを使いたい人は7~7.6フィートくらいまでの長さで、バスロッドだとベイトフィネスカテゴリーのLクラス。

ソルト用のベイトフィネスカテゴリーでやれなくはないが、ティップが軟らかいので攻める場所によっては根掛かりしてしまう。

やはり張りがあるクロダイ用のL~MLクラス。

リールは、軽量ルアーがストレスなく投げられるベイトフィネス対応のリールがいいと思うそこに剛性があればなおいい。

ラインに関してはスピニングリール同様0.6号か0.8号、リーダーの太さも同様でいいが、結束部分がガイドの中に入ってしまうとバックラッシュや飛距離が出ないので、リーダーの長さは30cmにしている。

ワームの選び方

ルアーはその場所によって使い方をいろいろ変えるが、私は基本的にジグヘッド単体で使うことが多い。

テキサスリグや直リグでのオフセットフックも持ち合わせているが、やはりフッキング率を考えるとジグヘッドの方がかなりの高確率でキャッチできる。

ライトロックゲーム入門!ゴロタと石畳攻略メソッド解説【名古屋港】ジグヘッドも様々

ワームに関しては確実に釣るのであれば、2インチかそれ以下のホッグ系(パーツの多いもの)、シャッド系、ガルプのような液体に浸かっているものを使えば、サイズ問わずバイトは取れる。

カラーはソルトカラーの代表的なピンクやオレンジの派手系、クリアラメのようなクリア系、グリーンパンプキンやブラックのようなダーク系のワームに多少のラメが入っているもの。

ライトロックゲーム入門!ゴロタと石畳攻略メソッド解説【名古屋港】様々なワーム

ワームの素材も高比重のものや、高浮力のものと各1つずつあれば、いろんな場所で対応できると思う。

それにジグヘッドの重さやワームで調整すれば、思ったほど根掛かりもしないので、次の釣り方ではその辺りも踏まえ説明したい。

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