長期連休に入り、飲み会用の魚を釣りたいということで、8月11日は新居港のわし丸に乗り込み中深海へ出船した。
（アイキャッチ画像提供：週刊つりニュース中部版APC・植島孝裕）
TSURINEWS編集部
わし丸で中深海五目釣り
当日はエサ釣り5人が乗船。常連のIK氏やSK氏もいる。私はじゃんけんで2番目となり、少し運動したいし、できれば日陰で釣りたいので、右舷トモを選ぶことにした。気温は高いが太平洋へ出ると風があるので暑さは少ししのげるだろう。
午前6時すぎ、船は港を離れて漁場へ。ウネリのような波があるが船足を止めるほどではない。
早速準備を開始する。エサのイカを切り、3本バリに付けて合図を待つ。右舷トモは最初に投入する順番なので少し緊張する。
やがてポイントに着き船長の合図で投入。オモリをサオ先にぶら下げて仕掛けを海面に浮かせてあるので、リールのクラッチを切るだけでスルスルと海中に入っていく。海底までオモリが落ちたら、仕掛け分からプラスアルファくらいのタナを切ってアタリを待つ。
潮は上下、さらに中層まで違う方向に流れるので、なかなか流しづらい状況だ。しかも速いので、底のエサの速度も速いだろう。根掛かりを避けるために適度なタイミングでタナを取り直す。
エサを小さくするとアタリ
いきなりのクンクンという引きで巻き上げを開始すると、いい感じで抵抗を見せる。上がったのは小ぶりのアラとウッカリカサゴ。これでひと安心。あとは気楽に釣るだけだ。右前のSK氏も小型のアラを釣っていた。
まったりとした時間が流れていく。潮が速い状況、つまりは車に乗ったパン食い競争では大きなパンはうまく食べられない。
そこで少しだけエサを小さくしてやると、想定通りアタリが出るようになった。潮が速いとアタリ自体が大きいので見逃すことはない。
アラ船中全員安打
2時間ほどで大きさの差はあるが1人を除いてアラの顔を見ることができた。この人は仕掛けの動かし方が少ないようだ。小さいアタリなので少し待っていると追い食いがあり、アラを2匹同時にゲット。結構うれしいものである。
午前11時すぎに全員がアラの顔を見て深いポイントへ。重いオモリにするよう指示があった。
常連さんを含む同船者5人全員アラゲット（提供：週刊つりニュース中部版APC・植島孝裕）
