【足漕ぎカヤックでブラックバスが連発!】日本百景「一碧湖」で贅沢な釣り休日を満喫

【足漕ぎカヤックでブラックバスが連発!】日本百景「一碧湖」で贅沢な釣り休日を満喫

8月9日、会社の夏季休暇に突入し、いつもより少し足を伸ばしてみたい!と思い、初めて一人で伊豆エリアまでドライブしてみることにしました。今回の目的地は、伊豆東部単成火山群のひとつ「一碧湖」。人気観光スポットでありながら、足漕ぎカヤックをレンタルしてブラックバスが釣れるらしい!挑戦してきた模様をお届けします。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・白井亜美)

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白井 亜美

東京湾を中心に、電車で行ける船宿を巡って「船釣り」を楽しんでいます。老若男女問わず共に楽しめるのが釣りの魅力。初心者の方からベテランの方まで、釣りを通した四季の楽しみ方を発信していけたらと思います。

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ブラックバス ルアー&フライ

『ITONOWA』で休憩

カヤックから陸に上がって、ランチ予定の“ITONOWA”へ向かいます。到着してまず目に入ったのは、湖側の”足湯”。丁度、ファミリーが一休みされていました。

営業時間内は自由に利用可能とのことです。一碧湖を眺めながら、散策後にも足湯で至福の時間を過ごせるなんて最高ですよね。

【足漕ぎカヤックでブラックバスが連発!】日本百景「一碧湖」で贅沢な釣り休日を満喫ITONOWAからの眺め(提供:TSURINEWSライター・白井亜美)

木梨サイクルとコラボ

大きなガラス張りの明るい店内に入ると、東京都祖師谷商店街で60年近く続く「木梨サイクル」とコラボしたカフェレストラン&限定グッズSHOPの“Mahana feat.木梨サイクル”。一碧湖限定の木梨サイクルグッズも多数販売されていました。

犬と一緒に楽しめる

ITONOWAオリジナルのギフト商品などが購入できるお土産コーナーもあり、ワンちゃん用ギフトも充実。1F店内はワンちゃんと一緒に利用できるそうなので、ワンちゃん連れの方にもとってもおすすめです。

『Mahana feat.木梨サイクル』でランチ

1Fでフードをオーダーし、2Fのフードラウンジでランチタイムです。ソファ席・テーブル席があり、湖側は一面大きなガラス窓が広がっているので、優しい自然光と一碧湖を一望しながら優雅に食事を楽しむことができます。

まるでハワイ

店内にはハワイアンミュージックが流れ、まるでハワイにいるみたい♪食事はロコモコ・ポキボウルなどのボウルメニューが充実しており、注文を受けてから丁寧に焼き上げるふわふわパンケーキもすごく美味しそう!!

ドリンクはオーガニックコーヒーやティーメニューも充実しています。女性やお子さんに嬉しいミニボウルもラインナップされていて、私は牛ハラミボウル(ミニ)とピュアブラック(アイスティー)をオーダーしました。

ミニボウルでも、柔らかくて美味しい牛ハラミ肉が沢山乗っていて、ボリューム満点!

午後は大物狙い作戦

大きなグラスにたっぷり注がれたアイスティーで渇いた身体が一気に潤い、エナジーチャージ完了です♪「午前中から楽しかったね~!」と振り返りながら、子バス釣りは十分楽しんだので、午後は大物狙いに的を絞ってみましょう!と改めて作戦を練り直しました。

50cmオーバーのバスを狙う

お腹を満たし、改めて出船です!今度は良型に的を絞り、タックルと仕掛けを持ち替えます。

フロロカーボン12lbを巻いた小型ベイトリールに、ロッドはバッキーちゃんにお借りしました。

仕掛けはボリューミーな甲殻類系のワーム(4インチ程)のフリーリグをセットしていただきました。この日最初に目指した十二連島まで再度一気にカヤックを漕ぎ進め、後半戦は少し水深もありそうな東側(経島側)周辺を探っていくことにしました。

岸際を撃つ

岸際を狙ってキャストして、少しずつ手前に引いていく。海釣りでいうとロックフィッシュに近い釣り方です。ゴツゴツと根がかりもしやすく、だからこそ、大きなバスも潜んでいそうです。

十二連島の岸際を、ペダルを止めて操船レバーだけで横に流しながら、静かに、丁寧に探っていきます。今にも大物が掛かりそうな雰囲気がプンプンして、モチベーションが上がります。

鳥居周辺が本命ポイント

ドキドキしながら少しずつ先へと進み、遂に経島付近に到着しました。間近で見る赤い鳥居はさらに神々しい雰囲気です。この鳥居付近では、良型のバスの釣果が結構上がっているそうで、大本命のポイント。

【足漕ぎカヤックでブラックバスが連発!】日本百景「一碧湖」で贅沢な釣り休日を満喫パワースポットの経島と朱い鳥居(提供:TSURINEWSライター・白井亜美)

ポッパーで水面を狙う

先に周辺を探っていたバッキーちゃんが、鳥居の横に沈んでいる木のあたりでバスが水面に出た!と教えてくれたので、試しにポッパー(スキッターポップエリート75)を投げてみることに。

周りではトンボなども飛んでいたので、岸際にポッパーを置き、シュパッシュパッと水を切るようにして、水面に落ちた虫が逃げ惑うようなイメージで引いてみるも、そう簡単には出てくれません。

ただ、何投かしているうちに、よーく見ると子バスが2、3匹ポッパーを追いかけてきたので、水面を意識しているようです。

ワームで子バスを追加

そこで、私はタックルを午前中のライトタックルに持ち替え、今度はノーシンカーでワームを落としてみました。すると……フワフワとしたフォール中にラインが横に走ります。残り僅かな時間で、何匹か子バスを追加することができました!

【足漕ぎカヤックでブラックバスが連発!】日本百景「一碧湖」で贅沢な釣り休日を満喫様々なパターンでヒット(提供:TSURINEWSライター・白井亜美)

同じバスでもちょっとした変化で釣れ方も変わり、面白い!バッキーちゃんは最後まで良型を狙い切り、トップで1発バイトが出せたそうです。

カヤックが本当に快適すぎて全然疲れなかったので、まだまだ釣りを続けたい!夕マヅメのチャンスもありそうで、良型の可能性は十分にありましたが……残念ながらここでタイムアップ。

【足漕ぎカヤックでブラックバスが連発!】日本百景「一碧湖」で贅沢な釣り休日を満喫バスがダブルヒット!(提供:TSURINEWSライター・白井亜美)

一碧湖はアタリが多い

一碧湖では50cmオーバーの釣果も度々出ているそうです。ぜひ釣ってみたい!!子バスを釣るのも一苦労することが多いイメージのバス釣りでしたが、一碧湖が夏場でもアタリが多くてこんなに生命感に満ちたフィールドだとは、驚きです。

まだまだ探り切れなかった良さそうなポイントが沢山あるので、次回はもっといろんなアイテムも駆使して改めて挑戦したいと思います!

【足漕ぎカヤックでブラックバスが連発!】日本百景「一碧湖」で贅沢な釣り休日を満喫この日の締めの1尾!(提供:TSURINEWSライター・白井亜美)

カヤックレンタルと入漁券のセットプラン登場

9月より、釣り人にとって嬉しい【足漕ぎカヤックのレンタルと入漁券がセットになったプラン】が開始されるとのこと!

通常のカヤックレンタルは30分枠での貸し出しですが、セットプランでは1日乗ることができます。時間に追われることなくじっくり楽しむことができのは、嬉しい限りです。

料金形態

1人乗り ー ミラージュ・パスポート12.0(1日) 釣り:5450円+釣り券550円
2人乗り ー ミラージュ・コンパスデュオ(1日) 釣り:9450円+釣り券550円

至福の時間を堪能

今回は日帰り釣行。すっかり暗くなった帰り道に山から見下ろす熱海の夜景は、ついつい一人でも「綺麗!」と声を上げてしまう美しさでした。

日本百景にも選ばれた美しい絶景の中、カヤックで自然と一体になり、釣りを楽しむことができる至福の時間。なんだかすごくパワーをもらえたようで、夏季休暇明けの仕事も頑張れそうです。

こんな特別感は、日常ではなかなか味わえません。本当に、来てよかった!四季折々違う顔を持つ一碧湖は、季節ごとに遊びに来たい素敵なフィールドです。釣りを抜きにしても思い出深い経験ができましたので、伊豆方面に行かれる際は、ぜひ一度訪れてみてください。

<白井亜美/TSURINEWSライター>

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一碧湖