相模湾のまきエサ釣りでキハダマグロにカツオが顔出し【神奈川・洋征丸】

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コマセキハダ＆カツオに出船

5時すぎに港に到着。この日を待ちわびたアングラーが、すでに乗船してスタンバイと活気にあふれている。

20人を乗せて5時半に女将が見送る港を離れる。高木洋征船長の操船で洋上を南下。仲乗り役として、船長の息子洋太郎さんが、大学が夏休みとのことでお手伝いに。30分ほどで、船長から「用意してください」と準備のアナウンスが流れる。

天候は晴れ、潮回りは中潮で干潮は8時39分。魚群を探してサーチが始まる。6時47分に「タナは15～20m」でスタート。まきエサが3kg、付けエサは1kgが用意されている。氷は船に用意されているが、保冷用の氷は持参の協力を。

 

解禁初日から食い活発

左舷には9人が入り、ミヨシの昨年66.7kgのキハダを仕留めシーズンに入ると週2回通うという常連の菅原晃広さん（藤沢市）がファーストヒット。船長がたぐり、洋太郎さんがタモ入れで今期の初物カツオをキャッチ。

続いて同舷ミヨシ4番に入る伊藤達雄さん（八王子市）にヒット。こちらはキハダの幼魚キメジをキャッチ。

右舷ミヨシ2番では、通年同宿で通う房崎晃さん（鎌倉市）もキメジをキャッチ。仕掛けはハリス14号2m、ハリはカットヒラマサ14号。キメジのタナは深く、上の層はカツオという混在の群れが多い様子。

さらに右舷ミヨシ5番の万力泰弘さん（市川市）にはカツオがヒットしタモに収まる。

7時半になると、群れが散ったようで大きく移動。群れを追って各港からの僚船が集結。ミヨシではルアー（エビング）で狙う佐藤和昭さん（川崎市）はリアバランスのメタルジグ200号、ハリス14号3m、ハリオキアミマグロ16号にワームエビングスティック3.5inchグローピンクで攻める。同宿でのエビングはミヨシのみで最大6人限定。予約時に確認を。

カツオのヒット連発

11時半、タナ15～20mでカツオだけの速い群れの先につけた船長。ここでカツオのヒットが連発する。

洋征船長と洋太郎さんコンビのタモ取りで、左舷大ドモの篠崎和之さん（館林市）、そしてシーズン中は毎週火曜に通うという右舷ミヨシ3番の古山寿男さん（稲敷市）、同6番広田道夫さん（藤沢市）に2～3kg級が上がる。

ヒットがとまらない

12時20分さらに西方へと移動。タナ15mで左舷ミヨシ2番柏村学さん（金沢区）、同舷5番菊池一さん（調布市）。

右舷トモ4番坂富美雄さん（守谷市）、同トモ2番羽鳥昭勇さん（三鷹市）、同ミヨシ5番の結城耕彦さん（渋谷区）が各々カツオをキャッチして。13時半沖上がりとなった。

コマセ組は全員アタリ体感

船中釣果は2.7～3.7kgカツオ0～2尾、4.1～5.1kgキメジ0～1尾。竿頭はキメジ1尾、カツオ2尾の計3尾が2人。まきエサ組は全員アタリありバラシ多数。

※直近では、6日5.2kg超頭にカツオ1～13尾など

船長のコメント

「湾内に群れが多数入っているので、今後ますます楽しみ。マグロの反応も出ているので期待できます。貸し道具完備なので初挑戦の人も遊びに来てください」

＜週刊つりニュース関東版 岩下和弘／TSURINEWS編＞

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