小学生のみなさん、夏休みの自由研究のテーマはもう決まりましたか?まだ決まっていないそこのキミ!もし釣りが好きで家のそばに海があるならば「近場で釣れる根魚(ロックフィッシュ)のオリジナル魚図鑑作成」を作ってみるのはどうでしょうか。身近な海の魚を調査し、釣れた魚の特徴や調理方法をまとめることで、楽しく学びながらオリジナルの図鑑を作成できます。今回は、その手順をまとめてみました。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・田村昭人)
根魚図鑑を作ってみよう
夏休みは海水浴などで海が身近に感じられる季節です。この機会に近場の海にどんな魚が生息しているのか調べてみましょう。根魚(ロックフィッシュ)は様々な種類が釣れるので、どんな魚が釣れるのか、何種類釣れるのかを調査し、釣れた魚のオリジナル図鑑を作成することを研究の目的とします。
実際に根魚狙いの釣りをしてみて、なぜその魚が釣れたのかも考えてみましょう。また、根魚は美味しい魚が多いのも魅力。釣った魚を実際に料理してみて、美味しかった魚や調理方法についてまとめてみるのも良いですね。
研究の手順
ここからは、具体的な研究方法の手順について説明します。
事前調査
まずは、インターネットなどで調査エリアにどんな魚がいるのかを事前に調べてみてください。何事も予習が大事です。この工程を飛ばしてしまうと魚も釣れません。調べた情報をもとに有効な釣り方も調べてみてください。また、毒のある魚も釣れる場合があるので、調べておくことで注意することもできます。
釣りの準備
次にどんな方法で魚を釣ったのかまとめます。使用するタックルやエサ、ルアーなど、釣りの方法については、研究結果をまとめる段階で説明できるようにメモを取っておきましょう。
釣り場の情報を記載することも重要な工程です。堤防や漁港、岩場や砂地など、釣り場の特徴も写真に撮って記録しておいてください。
釣果の記録を取る
釣れた魚は写真を撮り、釣れた数もカウントします。料理について触れる場合は、釣った魚を何通りかの方法で料理し、その味や調理方法についてまとめます。
結果のまとめ方
まずは釣り場の紹介から入るのが良いでしょう。絵日記風に書くか、難しい場合は釣り場の写真を使います。ここで釣り方や使ったタックル、エサやルアーなども紹介します。
次に実際に釣れた魚を順番に紹介します。標準和名や地方名、魚の特徴や釣り方のコツなどもまとめます。珍しい魚が釣れた場合は、自分なりのレア度や引きの強さ、楽しさの度合いも追加すると良いでしょう。毒魚が釣れた場合は、取り扱いの注意点も記載してみてください。
釣った魚を料理したのであれば、調理方法や味の感想をまとめます。何通りかの調理方法を試し、その苦労点やおすすめの料理を紹介すると、ぐっと完成度が高まるでしょう。
研究を進める上での注意点
釣った魚の中にはヒレに毒があったり鋭いトゲで怪我をする魚がいるため、フィッシュグリップなどを用いて直接触らないようにしてください。また、釣った魚が食べられるかどうかを事前に確認し、暑い時期なので熱中症対策やライフジャケットなどの安全対策も忘れずに行いましょう。
<田村昭人/TSURINEWSライター>
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