8月は大人気の直江津港第3東防波堤で夏休みやお盆休みを利用して釣りを楽しみたいという方が多くなります。本記事では直江津港第三東防波堤で8月に釣りをする際の初心者におすすめの釣り物3種(豆アジ、キジハタ、大アジ)について紹介します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・ハマゴウ)
釣り場の概要
新潟県上越市に位置する直江津港第三東防波堤管理釣り場。水深が十分にあり、開放期間中は季節に合わせて様々な魚種を狙うことができます。
釣り場として開放されている堤防先端から460mの範囲では岸壁すぐの足元には基礎や構造物が入っており水深12~13m程、岸壁から20m以上投げると水深15m~16m程となっています。
入場方法について
ネット予約での事前受付とネット予約無しでの当日受付の2種類があります。(2024/8/1現在)
入場料は中学生以上1500円、小学生750円となっています。
2023年秋に導入されてから予約や入場内容の変更が何度もされているので、直江津港第三東防波堤を利用したい方は事前にホームページのチェックをして釣行当日の入場に備える必要があります。
他に抑えておく点として、小学生未満は入場不可、入場にはライフジャケット着用が必要(レンタルあり)であることが挙げられます。
他にも利用ルールがあるので釣行を検討している方は直江津港第三東防波堤の公式ホームページのチェックが必要です。
豆アジ用サビキ釣りで豆アジ
1つ目は釣り初心者や家族釣れに特にオススメの釣り物、夏の定番である豆アジ狙いのサビキ釣りです。
サビキ釣りのタックル
竿は基本何でもOK、リールに巻く糸はナイロンライン3号以上あれば問題ありません。
仕掛けのサビキ仕掛けについてですが、8月は10cm程の豆アジが多いのでそれに合わせて小アジ針2~3号のサビキ仕掛けがおすすめです。エサを入れるカゴ、オモリの3点がセットになっている市販の仕掛けがオススメです。
豆アジ釣り方の基本
釣り方の基本はカゴにアミエビなどまきエサを入れてからサビキ仕掛けを足元に落とし、少し竿を上下させまきエサを撒いたら、竿を止めてアタリを待つことが基本です。アタリがない場合は1分ほど経ちまきエサが無くなったら回収してまた仕掛けを投入していきます。
豆アジだけでなく、サンバソウ(イシダイの幼魚)やスズメダイ、チャリコ(マダイの幼魚)、小サバなども8月は釣れます。特にサンバソウは一日を通して活性が高いので定番のゲストです。
豆アジ釣りのコツ
よく上に浮いている豆アジを狙っている方がいますが、すぐにサビキを見切るようになる事が多いので中層や底に沈んでいる豆アジを狙うことが釣果アップのコツです。また、見えている範囲ではサンバソウしかいない!といったときでも底の方では豆アジが群れているということがあります。
ブラクリ釣りでキジハタ
2つ目は新潟では夏にシーズン本番を迎えるキジハタです。オススメはサビキ釣りで釣った豆アジ等の小魚を泳がせて狙う泳がせ釣りとブラクリ釣りです。
泳がせ釣りのタックル
泳がせ釣りのタックルのセッティングは、竿はある程度大物に耐えられるように磯竿4号以上のもの、道糸はナイロンライン5号以上巻いてあるリールが使えるとよいです。
初めてキジハタ狙いで泳がせ釣りをする方はハリスが4号以上ある市販の堤防用の胴付き仕掛けがオススメ。根掛かりしやすい場所を狙うことが中心となるので捨て糸がついた胴付きの仕掛けがオススメです。
泳がせ釣りのコツ
直江津港第三東防波堤では主に岸壁の壁際や手前の堤防基礎のブロックなどがある場所に仕掛けを入れて障害物に付いているキジハタを狙います。
他にカサゴ、ヒラメ、マゴチも同じ泳がせ仕掛けで狙えます。
ブラクリ釣りのタックル
もっと手軽にキジハタを狙う場合はブラクリ釣りもオススメです。直江津港第三東防波堤では岸壁の壁際と所々にあるケーソンの隙間(防波堤の切れ目)がブラクリ釣りの際に特に良いポイントになっています。
使うブラクリのサイズは5号~8号のものがおすすめです。軽すぎるブラクリだと水深が深い直江津第三東防波堤では扱いづらいです。
ブラクリ釣りのコツ
直江津港第三東防波堤では岸壁の壁際と所々にあるケーソンの隙間(防波堤の切れ目)がブラクリ釣りの際に特に良いポイントになっています。
ブラクリにつけるエサはオキアミ、青イソメ、サバ等の切り身など色々使えますが、夏はエサ取りが多く、本命のキジハタ以外にすぐ餌が取られるのでサバ等の切り身のようなエサ持ちが良いものが使いやすいです。