「iPhoneの計測アプリ」で釣ったサカナのサイズを測ってみた!誤差10%以下の結果に

「iPhoneの計測アプリ」で釣ったサカナのサイズを測ってみた!誤差10%以下の結果に

iPhoneには「計測アプリ」がデフォルトで入っている。おそらくこの手のアプリは、他にもいくつかあり、フリーでインストールできるだろう。たとえば家具など、本当にピッタリの計測を要するときに、アプリはさすがに信用できない。しかし、魚のサイズならどうだろうか?と実験してみた。誤差は5%~10%と、悪くない。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)

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井上海生

フィールドは大阪近郊。ライトゲームメイン。華奢なアジングロッドで大物を獲ることにロマンを感じます。

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iPhoneの計測アプリを使おう

筆者はiPhoneユーザーなので、iPhoneという前提で話を進める。iPhone15を使用。

「計測アプリ」とは、このようなものだ。

「iPhoneの計測アプリ」で釣ったサカナのサイズを測ってみた!誤差10%以下の結果にiPhoneの計測アプリ(提供:TSURINEWSライター井上海生)

デフォルトで入っているので、探してみてほしい。といって、私も実はこれを見つけたのはごく最近のこと。身近なモノのサイズを測って、メジャーで測り直しては、「おっ、なかなか正確じゃないか」と感心していた。

では、それを釣った魚に使ってみてはどうだろうか?スケールを出すのは、結構面倒臭かったりするのだ。しかし後からわかったことだが、計測アプリを使うのもかなりメンドイ。

計測アプリの使い方は、カメラを起動し、起点をタップで指定して、線を伸ばし、終点を指定して撮る。これでサイズが出る(詳しい使い方はググってみてほしい)。魚は、頭から尻尾で見ることにした。

セイゴは誤差10%

まずは、先日釣ったセイゴのサイズ。大体20cmちょいのが2つきた。

筆者の手の親指から人差し指までの幅は、22cm。これより大きければプラスいくらか、という考え方になる。それとは別に、大体、目測で判断もつく。フィーリングでは27cm。

「iPhoneの計測アプリ」で釣ったサカナのサイズを測ってみた!誤差10%以下の結果に計測アプリを使用(提供:TSURINEWSライター井上海生)

計測アプリでは、このサイズと出た。ちなみに計測アプリで撮ると、少し画質が落ちる。

「iPhoneの計測アプリ」で釣ったサカナのサイズを測ってみた!誤差10%以下の結果にスケールを当てると30cm(提供:TSURINEWSライター井上海生)

ありゃ、尺近くありましたか。つまり、このサイズのアジがきたら、いまだ私が見ぬ尺アジというわけだ。ふーん。

ちょっと計測アプリの起点がズレているのでアレだが、もう1尾撮ったのも含めると、誤差は5%~10%。できればもう少し大きいシーバスで試したいのだが、それは仕方ない。

キビレはほぼ誤差なし

もう1尾釣れたので試してみる。キビレだ。手寸と目測では33cmかなと予測した。スケールを当てて見ても、それが的中。

「iPhoneの計測アプリ」で釣ったサカナのサイズを測ってみた!誤差10%以下の結果にスケールで見た33cmキビレ(提供:TSURINEWSライター井上海生)

そして計測アプリを使うと……。

「iPhoneの計測アプリ」で釣ったサカナのサイズを測ってみた!誤差10%以下の結果にジャスト33cm(提供:TSURINEWSライター井上海生)

おっと、完全一致。

まあ「完全」とは言っても、このスケールだって校正されているものでも何でもないし、実は兄が実家に置いていったモノをパクったやつなのだが(そんなことは関係ないけど)、ともあれ私の基準に関して的中している。わりと頼りになるではないか。

スケールの代わりにはなるかも

しかし、最初に釣ったキビレが30cmに達していたのは、わりと驚きだった。というのも私はこれくらいの「尺足らず、かな」というメバルなら、ばんばん釣っているからだ。そのつど計測するのも面倒くさいので、ばんばん来るときには何も感じずにリリースしているが、もしかすると目測を誤って尺メバルをリリースしているのかもしれない。今度良型が釣れたら、誤差10%の差をあえて許して、計測アプリで尺メバルということにしたい……。

わりかし使える、計測アプリ。ただ、弱点がある。このアプリ、そもそも少しつかいにくいのだ。まず動くもの、生き物に関して使うのが難しい。魚を止めて測らなければいけないのだが、そんなにうまいこといかない。

「iPhoneの計測アプリ」で釣ったサカナのサイズを測ってみた!誤差10%以下の結果に計測中に跳ねたセイゴ(提供:TSURINEWSライター井上海生)

そして、夜釣りでは明かりが不十分なので、また測りにくいのだ。ヘッドライトを間近に当てて悪戦苦闘しながら測るのだが、そんなのも、なんだかツライとまでいえる。これが、上述の「メンドイ」というトコロである。まあ、話のネタ程度に使ってみてください。もちろん、スケールを釣り場に持っていき忘れたときには、ひとつ信用に足るツールではある。使用時は、くれぐれもスマホを海に落とさないようにご注意を!

<井上海生/TSURINEWSライター>