渓流釣りでは考えられないサイズの「モンスターイワナ」を狙うことができる猪苗代湖。釣り方は近年確立された「レイクジギング」だ。今回は、「猪苗代ビーチサイドマリーナ」からヤマハのシースタイルを利用して出艇。強風により短時間での釣行となったが大本命をキャッチすることができた。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWS編集部)
レイクジギングをこの先も楽しむために
レイクジギングはまだ認知され始めたばかりの釣りだ。こうした自然の中で限られた魚を相手にできるのは、ターゲットとなる魚が居るからに他ならない。
特に猪苗代湖は、魚の放流もなく自然の営みで魚影が保たれた湖のため、この環境や魚達を次世代に残していくのは「今、釣りを楽しむ世代のアングラー」の義務だ。この先も、魚と魚達を育む環境を大切にしていきたい。
首都圏からのアクセスが良好
今回、お世話になった猪苗代ビーチサイドマリーナは思った以上に首都圏からのアクセスが良い。首都高速中央環状線の小菅ICからでも片道3時間程度だ。
海のように潮汐の影響がないことから、出船時間も早朝ではないため、深夜移動をしなくても良い点がアングラーにとってありがたいポイント。シースタイル会員の方は、ちょっと足を延ばして、猪苗代湖の大イワナを狙ってみてはいかがだろうか。
釣行後は湖畔でBBQや湖水浴が楽しめる
猪苗代ビーチサイドマリーナで注目したいのは、湖畔の砂浜に設置された「ビーチサイドテラス」だ。1日9,900円(税込)で利用することができ、BBQや湖水浴を楽しむことができる。(※事前予約制)
湖は、海水と違い淡水のため、ベタ付かない。また夏場の海水浴場で大発生し、海水浴客を困らせる「クラゲ」の心配も一切ない。釣りを昼過ぎまで楽しんだ後、家族や友達とBBQや湖水浴で猪苗代湖を満喫するプランもおススメだ。
AG-21BR
今回使用した、同マリーナのシースタイル艇はトーイング向けのボート「AG-21BR」。フィッシング用に設計されたボートではないものの、波の影響が少ない猪苗代湖では全くストレスなく釣りを楽しむことができた。
また、猪苗代湖で船釣りをするにあたって必要になっている漁協への登録もバッチリなため、安心して釣りを楽しむことができる。
ヤマハマリンクラブ・シースタイル利用方法
ヤマハマリンクラブ・シースタイルを利用するには、シースタイルに入会することが必要となる。
シースタイル
2級(5海里限定)以上の小型船舶操縦士免許を所持している人におすすめ。北海道から沖縄まで、全国約140カ所(2024年6月現在)のホームマリーナが遊びの拠点となり、会員になればどこでもボートレンタルが可能。入会金:22,000円(初年度のみ)、月会費:3,300円。
シースタイルの詳細:https://sea-style.yamaha-motor.co.jp/system/
問い合わせ
ヤマハホットライン
TEL:0120-730-344
受付時間:9:30~17:30/年中無休(年末年始を除く)
猪苗代ビーチサイドマリーナ
磐梯山を始めとした雄大な景色を眺めながらモンスターイワナに挑戦しつつ、湖水浴や湖畔でのBBQを楽しみたい人には、猪苗代ビーチサイドマリーナがおススメ。
問い合わせ
猪苗代ビーチサイドマリーナ
住所:福島県耶麻郡猪苗代町大字翁沢字不動堂579-10
TEL:0242-65-2750
公式HP:https://www.b-marine.com/shopinfo/
アクセス:磐越自動車道「猪苗代磐梯高原IC」から約7km(約15分)。駐車場完備
<河野陸/TSURINEWS編集部>
猪苗代湖