5月30日(木)、楽天グループ株式会社が運営するECサイト「楽天市場」は、購買データ、気象予測、一般消費者へのアンケート結果を基に『楽天市場』2024夏のトレンド予測を発表した。下北沢で開かれた発表会に参加すると、体を冷やすための冷却グッズが以前よりも進化していることが分かった。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWS編集部・藤田)
2024年夏のトレンド「酷暑お出かけ新定番」とは
楽天によれば、最近定番となっている暑さ対策商品がさらに進化し、新たなスタンダードとして注目される可能性があるということだ。2023年の楽天市場での暑さ対策商品の流通総額は、前年比で約1.3倍に拡大している。
気象庁のデータでは、今年の6月から8月にかけても全国的に猛暑が予想され、昨年の観測史上最も暑い夏に匹敵する可能性があるとされている。
釣り好きにとって過酷な夏になりそうだが、そんな中でも釣りに使えそうな革新的な冷却グッズが展示されていた。
帽子の内側に貼る「アイスヘッド」
去年流行ったネッククーラーの進化形と言えるのがこの「アイスヘッド」だ。
帽子の裏側にマジックテープで貼り付けて使用する。
この商品には冷水で固まるPCM素材が使われており、ひんやり感が優しめなので凍傷の心配がない。繰り返し使えてエコなのも嬉しいポイントだ。
釣りに帽子は欠かせないので、今年の夏の心強い味方となってくれること間違いなしだ。
「リュック用コールドパック」
同じくPCM素材を使った冷却グッズのリュックバージョン「リュック用コールドパック」も注目だ。これをリュックにセットすることで背中をひんやりさせ、暑さやムレを防いで快適性を保つことができる。
リュックで釣行するアングラーにとっては、これもまた強力なアイテムとなるだろう。
進化版空調ウェア「ファンベスト」
次に紹介するのは、ファッション性にもこだわった空調ウェア「ファンベスト」だ。現場仕事の職人さんが利用しているイメージのある空調服も、近年は進化しており、普段使いできるように軽量化が進んでいる。
このファンベストはアウトドアを楽しむためのアパレルとの相性を考えたデザインになっており、購入の敷居が低くなっているのが良い点だ。バッテリーは別売りなので、その点だけは注意したい。
進化した冷却グッズを活用しよう
楽天市場の2024年夏のトレンド予測では、暑さ対策の新定番として、進化した冷却グッズが紹介された。
特に、帽子の内側に貼って使う「アイスヘッド」、リュックの裏側を涼しく保つ「リュック用コールドパック」、ファッショナブルな空調ウェア「ファンベスト」は、暑い夏を快適に過ごすための強力な味方となるだろう。
今年の夏はこれらの進化した冷却グッズで、暑さを乗り切ろう。
<藤田浩平/TSURINEWS編集部>