3月にダイワから新しく発売された「EMERALDAS AMOROUS JOINT（エメラルダス アモラス ジョイント）」。これまでのエギと違って首の部分にジョイントがついているのが大きな特徴だ。
首がクネクネと動くことで、水中ではユラユラとアピールし、アクションを加えるとカチカチと音を立てることもできる。今回は、このエギの実力を試すため、春のエギング釣行に向かった。
（アイキャッチ画像提供：TSURINEWSライター・ふくしまりょうた）
エメラルダス アモラス ジョイント
今回エントリーしたポイントは深場の隣接した、シャローエリアのポイント。干潮の潮止まり前後に顔を出す沖合の磯に立ち位置を決め、釣行をスタートした。
まず形状を見たときに懸念していたのが飛距離。キャストした時に体制が崩れて飛ばなさそう……と思っていたが実際キャストしてみると飛距離も十分。
ジョイント部分がくの字になりエギの飛行姿勢はかなり安定して飛んでいってくれる。普通のエギと比較しても、むしろ飛距離が出ているようにも感じた。
エメラルダス アモラス ジョイント（提供：TSURINEWSライター・ふくしまりょうた）音でのアピール力が高そう
入ったポイントは潮流の流れがキツく、この日も強烈な当て潮の中での釣行。潮流に合わせてゆっくりとリトリーブしながら、軽く竿をしゃくり音を出してアピールしていく。
ラトル音とはまた違って、ジョイント部分がカチカチと音を立ててアピールするので、甲殻類が威嚇をするときに出す音にとても似ている気がする。アオリイカに追われて逃げ惑うエビを演出するイメージで、アオリイカを誘っていく。
また、シャローエリアということもあり、キャスト後はエギを沈めるのではなく、ゆっくりとふわふわと漂わせるようにトレースする。立ち位置から海面を輪切りにしていくようなイメージで釣りをしていると、ひったくるようなアタリでヒット！900gほどのオスのアオリイカをキャッチすることができた。
900gの本命アオリイカをキャッチ（提供：TSURINEWSライター・ふくしまりょうた）アイの位置でアクションが変わる
アモラス ジョイントにはアイが2つあり、今回のようにただ巻き中心に誘う時は前方のアイを使用するとヘッド部分の立ち上がりが早く、素早くリトリーブを開始することができる。潮流を受ける部分もシンカー部分のみで潮をうまく逃し、スーっと泳いでくる印象。
後ろのアイも試したがダートさせたいときに有効で、ヘッドが抵抗となり綺麗にダートしてくる。
縦の動きを使ってアピールしたいときは前方のアイを使用し、横の動きでアピールしたいときは後ろのアイを使用することで、1本のエギでも様々なアクションを演出できそうだ。
短時間釣行でも釣果に
干潮時にしか立てないポイントのため、30分ほどの短時間勝負だったが、見事アオリイカをキャッチ。アモラスジョイントには、これからの春エギングでも大きな武器になりそうなポテンシャルを感じられた。みなさんもアモラスジョイント使ってみてください！
わずか30分の釣行ながら釣果を出せた（提供：TSURINEWSライター・ふくしまりょうた）
＜ふくしまりょうた／TSURINEWSライター＞
