タイラバでちょっと目線を変えたい時に有効なのがインチク。シルエット自体を変えることで停滞していたアタリが劇的に復活することもある。タイラバタックルをそのまま使うこともできるからタイラバゲームを楽しくするアイテムのひとつといっても過言ではない。ブルーニングハーツの乾さんにシーファルコンから発売中の「ドレイン インチク」で乗っ込み時期のマダイ効くカラーを3色を伺った。
（アイキャッチ画像提供：ブルーニング ハーツ）
TSURINEWS編集部
ドレイン インチク
「ドレイン インチク」は同社のメタルジグ・スーパードレインをインチクにしたもの。水圧の強い深場でも最小の力で最大限のアクションを演出し、独自のダブルドレイン構造によりイレギュラーなダートをする。スロージギング同様の使用方法とボトムバンプが可能だ。
深場でもしっかりアクションする（提供：ブルーニングハーツ）カラーはイナズマグローピンク、イナズマグローアカキン、イナズマグローシルバー、イナズマグローブルーピンク、イナズマグローレッド、フルグローピンク、スクイッドがある。
イナズマカラーで魅了（提供：ブルーニングハーツ）重量は120g、150g、200g、250g、300g、400g、500g。
イカカラーも（提供：ブルーニングハーツ）アクションのコツは「一定のテンポで誘う」
使い方はタイラバ同様にただ巻き、もしくはスロージギングの様に一定のテンポでの誘いがメインになります。
インチク重量とロッドの関係
私の使い方としては、120～200gぐらいだとあまり張りのあるロッドより、フルソリッドのような柔らかめのロッドを使ってただ巻きや弱めのアクションで底から中層まで攻めるか、もしくはスロージギングロッドを使ってシャクるごとにハンドル半回転ほどのペースで、底物を攻めることが主になります。
250gを超えると、海流が速いエリア（日本海とか御前崎）や水深200mを超えるような中深海釣りでは後者のような使い方で狙います。
柔らかめのロッドでただ巻き（提供：ブルーニングハーツ）浅場ではミニサイズで
浅場では「ドレイン インチク ミニ」の出番。45～60gのラインナップなので、SLJのロッドやタイジギングのロッドでドレイン インチクと同じような扱い方で大丈夫です。
ドレインインチクミニでのマダイ（提供：ブルーニングハーツ）乗っ込みマダイに有効なカラーは
乗っ込みマダイのシーズンに有効なカラーとアクションについて説明します。
この時期に有効なカラーはイナズマグローアカキン・イナズマグローピンクで最初に狙い、水が濁っているのならフルグローピンクなどで狙います。
明石の方の乗っ込みマダイだと緑や濃緑などの海苔カラーが良いので、タコベイトを緑色の物に変える工夫も大変有効だと思います。
リーリングとロッドアクション
個人的にですが、あまり飛ばしすぎるようなアクションよりはユラユラと弱々しいアクションの方がインチクには向いていると思いますので、フルソリッドのようなモタれるロッドでのただ巻きや、アクションをつけるならスロージギングロッドで一定のテンポでゆっくり誘っていくのがベストです。
ユラユラのアクションが効く（提供：ブルーニングハーツ）魚種を選ばずお土産を釣る
インチクは魚種を選ばずに、お土産を釣るという一点ではタイラバと同程度で釣れます。タックルボックスの中に1つは忍ばせておいてもよいかと思います。
＜立石寿栄／TSURINEWS編集部＞
