ダム湖を除き静岡県内にあるかんがい用ため池にあって、もっともウキがよく動く釣り場と推薦できるのが菊川市にある七曲の池だろう。真冬でも2ケタ釣果はザラで、これから春本番を迎えれば50~100枚などと言う大釣りも狙えるようになる。しかも数釣りができるのに型も悪くない。しかもそれが無料で楽しめるとなれば、釣り人が集まるのもうなずける話だろう。
(アイキャッチ画像提供:週刊へらニュース編集部)
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釣り方とエサ
記者の経験上での話だが、一年を通して静岡県内でもっとも釣れるため池が七曲の池だと感じている。よって何をやってもそれなりに釣れる。季節外れの両ダンゴでもウキは動くし、宙釣り有利を無視して底釣りをやっても、それなりの釣果は見込める。しかし竿頭を狙いたい、良型を確実にゲットしたいと思うなら釣況にマッチした釣り方とエサ使いは必須だろう。
![今週のヘラブナ推薦釣り場2024【静岡・七曲の池】](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2024/03/200240322hr0206.jpg)
現状ではまだまだグルテンのほうが食いがよかったが、今後水温が上がれば両ダンゴ主体に移行するはず。しかし思わぬ強風や気温低下によって、想定の釣りでは釣りきれないとも限らない。よってドボン仕掛け、ハリスオモリ、グルテン、インスタントウドン、セットのバラケエサ、それらに伴う仕掛けなどいかなる釣りになっても対処できるよう準備だけはしっかりしておきたい。なお竿は可能なら6~18尺を、2尺飛びで構わないので揃えれば万全だろう。
七曲の池
入釣料:無料。釣り台必携。
<週刊へらニュース編集部>