「セリ採りにはまだ早いかな」なんて思いつつ、「今年は暖冬」とニュース等で伝えられている事実を信じ、2月10日に出かけてきました。当日は予想通り「時期尚早」だったものの、頑張って何とか晩御飯のおかず分を採ることに成功! 翌日腰痛になる程夢中になった当日の様子をレポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)
セリ採りはお手軽な山菜採り
あくまで筆者の個人的な見解ですが、ほんの数年前までは、比較的わかりやすいセリの群生地は、地元の人を中心に知られており、それこそ早い者勝ち方式であっという間に採りつくされてしまうイメージがありました。
実は、今回行った河川敷の湿地帯ポイントは、もうかれこれ20年以上前に見つけ、筆者以外には知られていないであろう秘蔵のポイント。しかし近年は、わざわざ1時間かけてここまで来なくても、30分圏内で安定して採れるポイントばかり。
荒川河川敷にしても、戸田市やさいたま市といった東京に近いエリアでも簡単に見つけられる他、食するにはちょっと問題があるかもしれませんが、商業地・住宅地を流れる水路でもよく見かけるようになってきました。
ドクゼリに注意
セリについては厄介な点も一つ。筆者は奥日光で一度だけ出会ったことがあるのですが、ドクゼリと呼ばれる、いわゆる毒草も紛れていることも稀にあります。
見つけようと思ってもそう簡単に見つけることは叶わない植物なのですが、ドクゼリはスーパーで売っている真っすぐで立派な水ゼリに似ているので、慣れないうちは田んぼの畔や湿地に生えている、くねくねしていてちょっと色が濃い田ゼリにターゲットを絞って採る等をお勧めします。ただし、少しでも迷いが生じたら諦めることも選択肢に。
セリ料理
セリ料理の定番は、何といってもお浸しや天ぷらが真っ先に挙げられますが、炊き込みご飯や鍋等、様々な料理に使えます。
この記事がアップされるであろう3月は最盛期を迎えるため、多くのポイントにて腰を痛くしない程度の時間で、たくさん採ることが可能。たくさんとって、是非色々な料理を試してみてください。
春休み、家族連れのレジャーとしても最適だと思いますよ!
<尾崎大祐/TSURINEWSライター>