船での冬カサゴ釣りで27cm頭に35匹【愛知・すずえい丸】胴付き仕掛けでゲット

船での冬カサゴ釣りで27cm頭に35匹【愛知・すずえい丸】胴付き仕掛けでゲット

大型カサゴ交じりで数釣りが楽しめる厳寒期に入った。1月19日(小潮)、愛知県・南知多町師崎のすずえい丸で出船した。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・鬼頭佳嗣)

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船釣り エサ釣り

本命がダブルヒット

第2投、オモリの着底と同時にテンションを抜いてやると、グググーンと大きなアタリがきた。手で少し巻いてハリ掛かりを確認した後に電動に切り替える。重みが心地いい。20cm強と23cm前後がダブルで上がった。

3投目も小ぶりながら20cm前後のカサゴを上げた。仕掛けを入れると必ず反応がある。正に入れ食い。船長のポイント選択が見事にハマったのだ。剛君も良型を釣っており、ラッシュに突入している。

船での冬カサゴ釣りで27cm頭に35匹【愛知・すずえい丸】胴付き仕掛けでゲットカサゴラッシュ突入(提供:週刊つりニュース中部版APC・鬼頭佳嗣)

ふわりとハワせて待つと、クンクンと小さめのアタリがきた。穂先がお辞儀してハリに乗っているので、そのまま追い食いさせると、さらにグングンと飛びついてきた。

手巻きで底を切ってからゆっくり電動で巻き上げる。ズッシリとした重みからうまく追い食いさせられたことを確信。水面下に大、小、小の赤い魚が見える。3重連だ。

ポイントの入れ直しや仕掛けの上げ下げに時間がかかるため多投できないが高活性は続き、午前8時30分すぎにこの日初めてカサゴが釣れない空振りだった。

ツ抜けを達成

ここで一息、入れ食いに夢中で数えるのも忘れてバケツに入れたカサゴがあふれそうになっている。カウントするとちょうど10匹でツ抜けしていた。

そのころからアタリが遠くなり、2匹を追加した午前9時ごろ「食いが落ちてきました。伊良湖水道まで大きく移動します」とアナウンスが入った。

移動中に結心君が何匹釣ったかと聞いてきた。12匹だと答えると「僕は13匹です!」とうれしそうにほほ笑む。「少年アングラーに負けんように頑張るぞ」と返し、お互い笑い合った。

船での冬カサゴ釣りで27cm頭に35匹【愛知・すずえい丸】胴付き仕掛けでゲットカサゴを連掛け(提供:週刊つりニュース中部版APC・鬼頭佳嗣)

特大カサゴを手中

航程約10分で伊良湖水道の神島寄り、神島から見て北東くらいに位置する丸山出しに到着した。「潮が緩むまで水深60mから80mのポイントを少しずつ移動しながら探っていきます」と説明があった。いきなり「きました!」と剛君がサオをしならせ、25cm前後の特大カサゴを釣り上げた。

次の流しで結心君が、その次の流しで私が特大カサゴを釣る。その後もポツリポツリと粘り強く良型を仕留めていく。西土合と比べると型は良いが、連発はなく拾い釣りだ。

移動ポイント先でも本命が揚がる

午前10時前、「思ったより食いませんし、潮が緩み始めたので移動します」と小移動となった。航程約5分で伊良湖水道の神島寄り、最南端エリアに属する浅間出しに到着した。

午前10時10分に再開。潮の流れでイトが出るが、水深70m前後と深い。雲間から青空が見え、時折暖かな陽も差す。まるで3月を思わせる陽気だった。

大きいカサゴほど警戒心が強く、トントンとオモリで底を頻繁に小突くような誘いには乗ってこない。一度オモリが着底したらイトのテンションを緩めて自然にエサを漂わせる。

船は順に移動していくので、それに合わせて仕掛けを入れ直す際もオモリを置き直すようにゆっくり静かに探ることがコツだ。この釣法がドンピシャで、浅間出しでも23cm前後を2連発するスタートを切った。

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