ここのところ上流で行われている工事の影響で濁りが入っている静岡県浜松市の天竜川ルアーフライ専用区だが、漁協の釣り情報を見ると釣果はほどほどに出ている模様。久しぶり放流翌日の土曜日に出かけてみることにした。結果はいかに。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・杉本敏隆)
パターンを読んで大型連発
マイティーに反応することがわかったので、同じようなコースを流しているとヒット!なかなかのサイズだ。豪快に暴れ回る。これを慎重にキャッチしてようやく1匹目。64cm。
それからお昼頃までいいペースでアタリが出る。中型も混じりながら56cm,64cm、59cm、50cm、63cmと大型を連発。ルアーは2~2.5gのスプーンでも食ってきた。
ところが大型を6匹もキャッチすることができ、「もう満足」と思ったのがいけなかったのか、その後掛けた大物はすべてバラしてしまった。
原因はルアーサイズを落としたことに伴い、フックが小さく細くなったためにフックを伸ばされたり、フックを伸ばされるのを恐れてドラグを緩めにセットしたら、魚に好き放題走り回られてラインが岩に擦れてブレイクしたりしたのだ。
20匹キャッチに成功
午後はアタリが少なくなり、たくさんいた釣り人の多くは帰っていった。そうなるとポイントは選びたい放題でフィッシングプレッシャーもなくなり、アタリが復活してきてもよさそうなものだが、なかなかそうはいかない。
ちょっとした小場所に中小型魚がたまっているのを見つけ、1g前後のマイクロスプーンやフェザージグでちょこちょこと追加するのがやっと。
最終釣果は20匹。アタリが出ず苦労した時間帯もあったが、大型がたくさん釣れてくれたので満足。ただ午後の私が苦労している時間に大型を連発している人もいたので、場所と狙い方を工夫すれば、もう少しなんとかなったのかもしれない。
天竜川ルアーフライ専用区は2月いっぱいまで。C&R区間はバーブレスフックの使用がルールで決まっている。その後3月からはエサ釣りも可能になる。入漁券の扱いも違ってくるので漁協のHPで確認しておこう。
<杉本敏隆/TSURINEWSライター>