年末に初のアジングで爆釣した私。釣れている間に成功体験を積み重ねようと、1月上旬にまたしても釣り場へ向かったのは、三重県四日市市の四日市港だ。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・松田久史)
四日市港でアジング釣行
三重県四日市市の四日市港に午後5時ごろに到着したのだが、人人人…。さすが正月休みだ。どうにか空いている常夜灯下を探して始めてみる。
この日も下げ潮だが、前回より動きは緩い。今回はアジングが初めての釣友を沼に引きずり込むためにも、釣れてくれないと困る。
前回同様タックルは、ロッドはがまかつ宵姫爽S58FL、リールは2000番ノーマルギア、ラインはエステルライン0.25号、リーダーはフロロカーボンライン0.8号だ。
まずは説明しながらキャスト。アジング2回目の初心者が1回目の初心者に教えているので、レクチャーは一瞬で終了。
初挑戦の釣友に初本命手中
1gのジグヘッドで表層、中層、ボトムと探るが、前回ほどすぐに反応が得られない。ボトムまで沈めて丹念に誘っても無反応。キャストに失敗し回収しようと、ファーストリトリーブをするとヒット。アジはまだいてくれたようだ。
パターンを釣友に伝えると、同じパターンで無事ファーストアジをキャッチ。しかし後が続かない。再びレンジを探していくが、バイトが前回より少ないため苦戦に次ぐ苦戦。
それでもさすがアジングロッド、バイトがあればほぼフッキングに成功するため、少しずつ数を伸ばせた。釣友のタックルはトラウトロッド5ft、リールは2000番、ラインはフロロカーボンライン2lbだが、それでもポツポツと掛かってくれる。しかしよくバレてしまう。
ボトム狙いメバルにカサゴ
釣友も初アジングである程度釣って満足したため、ロックフィッシュ狙いにチェンジ。しばらく足元の表層から中層を探りながら歩を進めていくが、全く反応がない。
だが先行する釣友はすでに何かをキャッチしている。近づいていくとメバルだ。パターンを聞くと「底を擦るぐらいでリトリーブしてるよ」とのこと。ロックフィッシュの活性も今ひとつといったところか。
しかし、それをものともせず釣友の釣り方を観察していると、なんとあっという間にメバルを3連発。0.5g前後の軽めのジグヘッドをボトムまで落とし、スローリトリーブがこの日の正解のようだ。
私もボトム狙いに徹してみると、カサゴがヒット。続いてメバルもヒット。
表層ではセイゴヒット
最後に沖を見ると、水面が騒がしい。ジグヘッドを1gに戻しフルキャスト。リトリーブしてくると2回目のキャストでヒット。プルプルしながらキャッチしたのはセイゴだった。
その後タケノコメバルを追加し、午後10時にロッドオフとした。2回目のアジングも大成功。すっかりアジングにハマった私であった。
<週刊つりニュース中部版 APC・松田久史/TSURINEWS編>
四日市港