9月に解禁した大原沖のフグ釣りがここへきて絶好調の様相!船宿の釣果情報を見ていると、連日早上がりでトップが定量(80匹)に達する日もチラホラ。12月30日、年末年始の食材確保という大義名分のもと、筆者もこの期に乗じて出かけてきました。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)
日が昇ると活性は低下
高活性は2時間ほど続き、この間ほぼ船の移動はなし。皆さん、あわただしくも笑顔が絶えない釣りが続いていきます。しかし、暖波による気温の上昇と忙しい釣りが相まって、体がポカポカしてきた9時、フグの活性は一気に低下しはじめ、それにあわせて釣り人の活性も低下。
竿を置き、遅い朝ごはんをとる人が目立ちはじめました。そしてこの頃になると、みなさんの足元にある桶は既にフグで真っ黒。船長もこの空気を察知し、またこの後の下処理という「第二ラウンド」が待っていることも付け加える形で、終了時刻1時間前の10時に早上がりを告げるアナウンス。
筆者も半分冗談で目標としていた「定量80匹」にはとどかなかったものの、この時点で60匹釣っていたことから大満足の早上がりとなりました。
フグ釣りはラクチン!
ショウサイフグ釣りの魅力は、カットウ仕掛けを使ったゲーム性が高い釣りという魅力もさることながら、最大の魅力は何といっても「船宿で下処理を全てやってくれる点」に尽きると思います。
実は筆者、12月は本業のサラリーマンとしての仕事で体力が消耗していたため、せめて帰宅後がラクチンな釣り、ということで今回この釣りを選んでいました。
もしアジやハナダイでこんな釣果だったら……半分以上庭に埋めたくなっていたと思います(笑)めでたし、めでたし!
<尾崎大祐/TSURINEWSライター>