サワラの若魚であるサゴシは秋になると沿岸に寄り、岸からでも釣れるようになる。山陰地方では例年11月くらいから50cmを超えるサイズが釣れ始める。今回は、陸っぱりでサゴシを狙う。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・中濱友也)
53cm本命をキャッチ
ラインチェックをして、すぐさまメタルジグを結ぶ。もちろん、ブレードを装着、そしてキャスト。着水してすぐに巻き、ガツンとヒット。ラインを緩めると、ラインが歯に当たって切れる可能性があるので強引にリールを巻く。53cmの本命を仕留めた。強風の中、価値ある1尾だ。納竿して帰宅。
炙り刺しにして食す
帰宅後、サゴシを調理。三枚におろして、中骨と血合い骨を取り除く。網の上に置き、調理用ガスバーナーで皮を炙る。サゴシの炙り刺し。皮と身の間の脂が溶けだして、美味である。
最後に。納竿後にゴミ拾い。釣りイトが多く捨てられていた。海鳥に絡むと死に至ることがある。釣り人にとって魚の場所を教えてくれる大事な存在の海鳥。釣りイトが捨ててあったら、恩返しの意味で回収してあげよう。
<週刊つりニュース西部版APC・中濱友也/TSURINEWS編>
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