11月8日(水)、富山県にある庄川のサケ増殖調査に参加。71cmの本命をキャッチできた釣行の模様をレポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 平賀精一)
当日の釣況
まずは調査区域最上流部近くから攻めて見るが反応なし。魚の姿が見えない。この日の朝の水温は13.4度と、前日に比べて低い。前日は雨の影響で多少水位があったようで、連日一日に4~5尾の釣果だったのが9尾だった。だが、この日は期待どおりではなさそうだ。
足を使い下流も見に行くが反応なし。下流はルアーやフライの人が多い。聞くと朝イチに本命を釣り上げた人が1名いたが、以降反応はないとのこと。
上流部に戻り釣りをしているとサケらしい魚体を確認するが応答なし。ノベ竿での釣りを諦めて車に戻り、ルアータックルを準備。
ルアータックル
サクラマス用の9ft MHクラスのロッドに4000番のスピニングリール、ラインはPEライン1.2号を200m。リーダーはフロロカーボンライン20lb。
スナップは耐力スナップ#0番で、ルアーはダイワのチヌーク
S21gのドピンク。がまかつGトレーラーくわせ1.5寸ピンク夜光線シングルのフックに、エサのサンマの切り身を付けた。
スプーンに替えて71cmキャッチ
先ほど魚影の見えた上流部で対岸ギリギリにキャスト。底をズル引くような速度でリールを巻き取る。
3投目、対岸付近から底流れを捉えながらドリフト気味に底をズル引く感じで巻き取ると、途中でクッと重みを感じた。ゆっくり巻くとさらに重み。まさか!グッとアワせたが動かない。根掛かりかと思っていたらラインが…。さらにアワセを入れると動き出した。きたー。
ファイトを楽しんでいると、近くにいた同行者が駆けつけてくれてランディング。釣り上げたのは71cmの精悍な顔をしたオスだった。
今回ルアータックルも用意しておいたのが功を奏したが、散々狙っていた場所でわずか3投でのヒットとは。アプローチの仕方次第で釣果は変わるいい例を経験して釣行を終えた。
<週刊つりニュース関東版 平賀精一/TSURINEWS編>
庄川・高岡大橋